カープな毎日

カープファンのひとりごと。

21安打16得点も5失策12失点

2012年07月26日 21時56分15秒 | 試合結果
広 島 401 800 300 16
ヤクルト 000 331 140 12
勝利投手:前田健10勝3敗
敗戦投手:村中5勝4敗

 昨日は拙攻の連続でしたが、今日は初回から打線が繋がりました。2塁打と犠打で1死3塁とすると、梵の適時打と堂林の犠飛、更に廣瀬の2点本塁打で4点を先制しました。
 3回には2死3塁から堂林の適時2塁打で1点を追加し、4回には1死満塁から菊池と梵の連続適時打で3点を加えると、2死満塁で廣瀬が満塁本塁打を放ち、更にエルドレッドと石原の連続短長打で1点を追加して、この回打者13人で8安打2四球を集めて8点を奪って試合を決めたかと思われました。

 ところが、先発の前田健は3回まで無安打に抑えていましたが、4回に3安打に3失策が絡んで3点を失うと、5回には4連続短長打を浴びて3点を失い5回で降板しました。
 6回からは中田が登板するも、2連打で1死1,3塁とされて、川端に犠飛を打たれて1点を失い、徐々にヤクルトに追い上げられ、楽勝ムードが無くなりました。

 5回と6回は走者を出しながらも無得点で、7回には無死2塁から菊池が犠打失敗で送れず嫌なムードに成りかけましたが、梵が適時打を放ち、続く岩本2点本塁打を放って、ミスを帳消しにして流れを呼び戻し、勝利を確信しました。しかし、その裏には中田がバレンティンにソロ本塁打を浴びて、ヤクルトの反撃を受けると、8回には岸本が3連打で無死満塁とされて、畠山の適時2塁打と暴投、比屋根の犠飛で4点を奪われて、ついに4点差に追い上げられてしまいました。
 本来なら登板させたくない今村を9回は投入し、三者凡退に抑えてヤクルトの反撃を断って、辛うじて逃げ切りました。これで前田健は両リーグトップの10勝目を挙げて、チームは貯金1となり3位をキープしました。


 先発が前田健で4回までに13点を奪えば、誰もが楽勝だと思いましたが、まさか4点差に追い上げられて、最後は今村まで投入することになるとは、思ってもいませんでした。
 前田健はオールスターから中4日での登板ですから、本調子ではないのは仕方ないですが、4回の守備は酷すぎました。前田健を盛りたてないといけないのに、失策で先頭打者を出塁させ、失策で失点する最悪のパターンでした。
 この回の3失点でヤクルト打線に火が付き、中田や岸本では抑えきれなくなり、最後は今村を投入する状況になってしまいました。今村は昨日2イニング投げているので、今日は休ませたかったです。
 今日のような大量得点の時にまで、勝ちパターンのリリーフ投手を起用していては、中継ぎ投手に負担が掛かり、これからの厳しい戦いを勝ち抜けません。
 失策が出るのは仕方ありませんが、1イニングに3失策も出るのは、4回に8点を奪って13点差がついたことで、選手に気の緩みがあったとしか思えません。野球は最後まで何が起こるか分からないことを、今季のカープは身をもって実感しているのですから、絶対に気を緩めてはいけませんね。
 勝ったから良かったですが、もし負けていたらそのショックの大きさは計り知れません。また、こんな試合をしているようでは、巨人や中日とのゲーム差は縮まらないと思います。
 
 明日からは首位巨人との3連戦です。気分良く臨めるかと思いましたが、多少後味が悪くなってしまいました。今日の失敗を反省して素晴らしい試合をしてほしいですね。 


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