カープな毎日

カープファンのひとりごと。

3併殺の拙攻も引き分け

2012年07月25日 21時54分00秒 | 試合結果
広 島 000 000 100 0 1
ヤクルト 001 000 000 0 1


 後半戦初戦は、チャンスの連続でしたが、拙攻の連続で消化不良の試合でした。
 2回に2塁打と四球で1死1,2塁とするも石原が併殺に倒れ、4回無死1塁も岩本が併殺打で倒れてしまいました。

 バリントンは球のキレが良く、本来の投球が戻ってきました。序盤は走者を背負いながらも要所を締める投球でしたが、3回ミレッジにソロ本塁打を打たれて先制点を奪われてしまいました。しかし、失点はこの1点のみで最少失点で凌ぐと、5回と6回は三者凡退に抑えました。
 
 立ち直るきっかけがつかめない打線は、5回に2安打で1死2、3塁の同点機を作るも、バリントンと天谷が内野ゴロに倒れて得点できませんでした。
 嫌な雰囲気が漂い始めました7回に、堂林が10号ソロ本塁打を放って同点に追いつくと、更に2安打で1死1,2塁の勝ち越し機を作りましたが、代打赤松が併殺に倒れて同点止まりでした。

 7回からはサファテがマウンドに上がり、四球で走者を出したものの無失点に抑えると、8回と9回は菊池の好守にも助けられ無失点で凌ぎました。

 8回には安打と四球で1死1,2塁として岩本を迎えましたが、見逃し三振に倒れ、続く堂林の死球で満塁となるも廣瀬が投直に倒れ、9回の1死2塁も赤松と天谷が倒れて、勝ち越し点を奪えず、延長戦に突入しました。

 10回裏はミコライオがマウンドに上がり、死四球と安打で2死満塁のサヨナラ機を迎えるも、バレンティンを三ゴロに打ち取って勝ち越しを許さず、特別ルールにより引き分けとなりました。


 カープは11安打を放ちながらも、堂林のソロ本塁打による1得点のみで、3併殺の拙攻で、特に終盤の7回から9回は毎回得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ませんでした。
 特に岩本がブレーキでした。初回2死2塁は右飛、4回無死1塁ではニゴロ併殺、8回1死1,2塁は見逃し三振で勝ち越すことができませんでした。
 前半戦終盤の好調は、岩本の打撃が打線を牽引していたので、岩本の当たりが止まると、得点力が低下してしまいます。
 明日こそは、岩本に今日の拙攻で溜まったストレスを解消するような打撃を期待したいですね。

 投手陣は良く踏ん張りました。バリントンは6回を1失点で凌ぐと、サファテ、今村と無失点リレーで延長戦に突入し、10回はミコライオがピンチを迎えましたが、最後はバレンティンを三ゴロに打ち取り引き分けに持ち込みました。
 バリントンの復調は今後に大きな期待を持てました。シーズン序盤は打線とのかみ合わせが悪く白星に恵まれなかったことから、調子を落として6月まで不安定な投球が続き、一度降格させて再調整が必要かと思われましたが、ここ3試合は粘りの投球で負けがついていません。
 前田健、野村、大竹の3本柱は万全ですから、ここにバリントンが加わって4本柱となれば、これからの夏場の苦しい戦いも乗り切れますね。
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