毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
WBC2連覇!
日本がWBCを2連覇した。
朝10時から出かけていた私は、この試合を日本が先制した3回あたりからTVでの実況を見始めた。2試合連続で日本打線が翻弄されてきた韓国の先発投手は球数も多く、これなら早い回で攻略できるのでは、と思っていたが、日本の攻撃に対して要所を締める投球で、日本は追加点を奪えない。1-0のままできた5回裏、絶好調と思われていた岩隈がソロHRを打たれて同点にされる。しかし、気合十分の日本打線は7・8回に1点ずつを上げ3-1、これで勝負あったかなと思ったが、ここからが韓国の強いところだ。8回に1点を返し、9回裏。日本はダルビッシュで逃げ切りを図るも、2つの4ボールで2アウト1・2塁となる。もともとは先発ピッチャーのダルビッシュ、ここを抑えきれず、三遊間を破られ同点、延長に突入。思わず、大きなため息が出てしまう・・。
しかし、さすが日本。10回先頭打者・内川がヒットで出塁、すかさず稲葉が送りバントを決めると、次打者岩村がヒットでつなぎ1・3塁。ここで代打の川崎に期待がかかるも初球を3塁ファールフライ・・、2アウト。しかし次はイチロー。ここはもうイチローに決めてもらうしかない。岩村が走って2・3塁となり、イチローとの勝負を避ける選択肢もあったが、韓国はそのままイチローと勝負。ドキドキは最高点に達する。イチロー、ファールで粘る。集中した顔がいい。そしてバットが一閃すると、打球はピッチャーの頭を超え、センター前のヒット!!2者が返って5-3、やった!!これでどうだ!!大丈夫だろう、ダルビッシュ!
しかし、10回裏のダルビッシュは先頭バッターに4ボールを与え、少しいやな感じになる。だが、ここからがダルビッシュの真骨頂。次打者を三振にとると次のバッターは浅いセンターフライ。いよいよあと一人。(9回も2アウトまで来たよな・・)などとチラッと思ったりしたが、ここはダルビッシュの気力の方が打者を圧倒していた。韓国の打者のバットが外角へ鋭く曲がるスライダーに空を切り、三振、ゲームセット!!マウンド上で雄叫びを上げるダルビッシュに向かってナインが集まってくる。イチローが嬉しそうだ。すごいなあ。本当にすごいなあ。。。
などとその後もしばらくTVを見て、原監督やイチロー・岩隈・松坂のインタビューを聞いたが、皆いい顔をしている。「いいなあ、原、こんな場面に立ち会えて・・。」同い年の男としては、かなり羨ましくなるが、やはりこの素晴らしい結果は原が監督だったおかげだと思う。「長島ジャパン」「王ジャパン」「星野ジャパン」と続いてきた日本チームも、星野の凡才によって地に落ちた感もあったが、今回の日本代表は「原ジャパン」などと名乗らなかったのが最大の勝因だったように思う。「侍ジャパン」という安っぽいネーミングは好きではないが、「侍」という日本男児なら誰もが持つ、男らしさを象徴するイメージに、選手全員の士気を集約できたのがよかったのではないだろうか。さらに、原が表にしゃしゃり出ず、コーチ陣も黒子に撤したため、「自分たちの大会」という意識が選手一人一人に浸透し、チームとして一丸になれたのではないだろうか。原の采配がよかったかどうかはよく分からないが、選手を最後まで引っ張って大輪の花を咲かせた力量は素晴らしいものだった。世界一のチームの監督と呼ぶにふさわしい男である。おめでとう!!
しかし、韓国は本当に強かった。まさに紙一重の違いしかなかった。「北京オリンピック優勝国といっても、日本の敵じゃないだろう」などと気安く考えてい私は、自らの不明を恥じるしかない・・。果たして第3回WBCが開かれるかどうかは定かではないが、開催されたなら、今大会で一敗地にまみれたアメリカや中南米諸国が、日本と韓国を打倒しようと立ち向かってくるはずだ。ワクワクする・・。
松井の出ないWBCなど・・、と思ってはいたものの、大会が始まるとだんだんヒートアップしてきて、第2次ラウンドからは全試合の中継を見てしまった。そして優勝というフィナーレを迎えられたのは最高にうれしいが、松井にもこの喜びを味わってもらいたかったな、などと思わないでもない。まあ、それは言ったらいけないことなんだろうけど・・。
(MVPは松坂が受賞したが、私は内川の活躍はMVP級だったと思っている。今までほとんど知らなかった選手だが、今シーズンは注目していきたい)
team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | total |
日本 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 5 |
韓国 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 |
朝10時から出かけていた私は、この試合を日本が先制した3回あたりからTVでの実況を見始めた。2試合連続で日本打線が翻弄されてきた韓国の先発投手は球数も多く、これなら早い回で攻略できるのでは、と思っていたが、日本の攻撃に対して要所を締める投球で、日本は追加点を奪えない。1-0のままできた5回裏、絶好調と思われていた岩隈がソロHRを打たれて同点にされる。しかし、気合十分の日本打線は7・8回に1点ずつを上げ3-1、これで勝負あったかなと思ったが、ここからが韓国の強いところだ。8回に1点を返し、9回裏。日本はダルビッシュで逃げ切りを図るも、2つの4ボールで2アウト1・2塁となる。もともとは先発ピッチャーのダルビッシュ、ここを抑えきれず、三遊間を破られ同点、延長に突入。思わず、大きなため息が出てしまう・・。
しかし、さすが日本。10回先頭打者・内川がヒットで出塁、すかさず稲葉が送りバントを決めると、次打者岩村がヒットでつなぎ1・3塁。ここで代打の川崎に期待がかかるも初球を3塁ファールフライ・・、2アウト。しかし次はイチロー。ここはもうイチローに決めてもらうしかない。岩村が走って2・3塁となり、イチローとの勝負を避ける選択肢もあったが、韓国はそのままイチローと勝負。ドキドキは最高点に達する。イチロー、ファールで粘る。集中した顔がいい。そしてバットが一閃すると、打球はピッチャーの頭を超え、センター前のヒット!!2者が返って5-3、やった!!これでどうだ!!大丈夫だろう、ダルビッシュ!
しかし、10回裏のダルビッシュは先頭バッターに4ボールを与え、少しいやな感じになる。だが、ここからがダルビッシュの真骨頂。次打者を三振にとると次のバッターは浅いセンターフライ。いよいよあと一人。(9回も2アウトまで来たよな・・)などとチラッと思ったりしたが、ここはダルビッシュの気力の方が打者を圧倒していた。韓国の打者のバットが外角へ鋭く曲がるスライダーに空を切り、三振、ゲームセット!!マウンド上で雄叫びを上げるダルビッシュに向かってナインが集まってくる。イチローが嬉しそうだ。すごいなあ。本当にすごいなあ。。。
などとその後もしばらくTVを見て、原監督やイチロー・岩隈・松坂のインタビューを聞いたが、皆いい顔をしている。「いいなあ、原、こんな場面に立ち会えて・・。」同い年の男としては、かなり羨ましくなるが、やはりこの素晴らしい結果は原が監督だったおかげだと思う。「長島ジャパン」「王ジャパン」「星野ジャパン」と続いてきた日本チームも、星野の凡才によって地に落ちた感もあったが、今回の日本代表は「原ジャパン」などと名乗らなかったのが最大の勝因だったように思う。「侍ジャパン」という安っぽいネーミングは好きではないが、「侍」という日本男児なら誰もが持つ、男らしさを象徴するイメージに、選手全員の士気を集約できたのがよかったのではないだろうか。さらに、原が表にしゃしゃり出ず、コーチ陣も黒子に撤したため、「自分たちの大会」という意識が選手一人一人に浸透し、チームとして一丸になれたのではないだろうか。原の采配がよかったかどうかはよく分からないが、選手を最後まで引っ張って大輪の花を咲かせた力量は素晴らしいものだった。世界一のチームの監督と呼ぶにふさわしい男である。おめでとう!!
しかし、韓国は本当に強かった。まさに紙一重の違いしかなかった。「北京オリンピック優勝国といっても、日本の敵じゃないだろう」などと気安く考えてい私は、自らの不明を恥じるしかない・・。果たして第3回WBCが開かれるかどうかは定かではないが、開催されたなら、今大会で一敗地にまみれたアメリカや中南米諸国が、日本と韓国を打倒しようと立ち向かってくるはずだ。ワクワクする・・。
松井の出ないWBCなど・・、と思ってはいたものの、大会が始まるとだんだんヒートアップしてきて、第2次ラウンドからは全試合の中継を見てしまった。そして優勝というフィナーレを迎えられたのは最高にうれしいが、松井にもこの喜びを味わってもらいたかったな、などと思わないでもない。まあ、それは言ったらいけないことなんだろうけど・・。
(MVPは松坂が受賞したが、私は内川の活躍はMVP級だったと思っている。今までほとんど知らなかった選手だが、今シーズンは注目していきたい)
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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栗原は、あの舞台で打席に立てただけで、ものすごく大きな力をもらえたと思います。ごめんね、結果を出さなくて・・。決勝は、カープの新しい球場の大スクリーンでも映し出され、選手や監督もそれを見ながら練習したそうです。次回?への希望を胸に日々精進しようと誓った選手もいたことでしょう。
イチロー選手の横皺がいっぱい入った満面の笑顔がキュートでした。50歳の原監督が、貴重な経験を積まれたことも心強い限りです。長老が君臨する世の中に風穴を空けていけるような爽快感も感じました。
元気をもらえた、この言葉も不思議とすんなり受け入れられるような気もしてきました。
ムネリンのお膳立ても振り返ってみれば、効果的だったのでしょうか。でも、やはり内川選手!ですね。
ブログも作られたそうです。見に行ってみよう!
でも、新しい球場で爆発するためにはいい経験になったことでしょう。
まだまだ優勝の余韻に浸っていたい気もしますが、日米ともどもレギュラーシーズンが間もなく開幕します。
松井もWBCを辞退して臨む今シーズンを見事な成績で乗り越えてほしいものです。
やっぱりプライドですよね。山田コーチは投手陣に個々のプライドは捨てろと言ったらしいですが、侍ジャパンは、この国のプライドにかけて戦ったんだと思います。
もちろん、私も侍ジャパンの一人です。「元気魂」というプライドをかけて戦いましたからね。
そんな記事を見かけるたびに、スポーツ選手はグランドで残した結果だけで語られるべきだ、と思います。
プレースタイルが好きか嫌いかはあるでしょうけど、人格を否定するような記事は書いてはいけないと思います。