台風１２号（２）

　私の住む地域では、終日強風が吹き荒れた程度で、台風１２号の目立った影響はなかったが、台風の進路に当たった地方では被害が拡大しているようで胸が痛む。それは台風の規模自体が大きかったことも一因だろうが、何よりも台風の速度があまりに遅すぎたことが一番の原因であろう。普通なら半日も経てば台風などどこかに行ってしまうのに、今夜も昨夜と同じように風がゴウゴウと唸り続けている。こんなことは初めてだ・・。
　昨日の朝８時から何枚かの雲画像を保存しておいたので以下に貼ってみる。それを見るとどれだけ台風の速度が遅かったのかがよく分かる。

8:00 　　
10:00　　
12:00　　
13:00　　
16:00　　
18:00　　
22:00　　

　この間、10:00前には高知県東部に上陸し、だんだんとドーナツ型だった形が崩れていき、台風の中心の南半分には雨雲がなくなったものの、時速９kmというスーパースローで進んでいきながら四国と山陽に大雨を降らせた。さらに、18:00頃には岡山県に再上陸し、四国・近畿・岡山・三重では記録的な大雨となって、被害が広がっている・・。明け方には日本海へと進んでいくようだが、まだまだ警戒は必要だ。
　だが、本当に遅い！！！　　
　
　自然の猛威といえばそうなのかしれないが、もうそんな力を見せつけてくれなくてもいい。もう十分身に染みた・・。