塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

チーム宮城を考える

2010年08月19日 | 徒然
  
 8月も3分の2が過ぎようとしています。中高生などは、まだまだ遊び足りないという気持ちと減らない課題の狭間で苦しみだす頃でしょう。

 さて、甲子園の高校野球がそろそろ佳境に入ってきました。とはいっても、僕が応援していたチームはすでに全部敗退してしまっているので、後はぼんやり眺めるだけですが。

 先日、とある人たちとスポーツ談義をしていたところ、「地方は自分の県内で選手を賄えるわけがないんだから、ほとんどがスポーツ推薦でよそから獲得した選手だ。だから地元が勝ち残ったといっても素直には喜べない。」という話が出てきました。前々から言われていることですが、実際はどうなんでしょう。本当だとしたら、確かに地元のチームが勝ったといっても喜んでいいのか複雑ですし、そもそも県別に代表チームを出す意味がありません。

 そう思って、ふと今回の宮城代表仙台育英高校のメンバーを調べてみました。出身地までは分からなかったんですが、ぱっと見まず宮城出身だろうという名字が、18人中6人ほどいました。思ったよりは地元で賄えているんじゃないかなという感じですが、一応宮城はそれなりに人口がありますので、もっと小さな県だとまた違ってくるかもしれません。

 そこで、非常にどうでもいい企てですが、名字だけでも宮城色100%のチームをちょっと考えてみようと思いました。

「チーム宮城」
  1 庄司
  2 大友
  3 中鉢
  4 遠藤
  5 佐藤
  6 石母田
  7 門間
  8 千葉
  9 庄子

 「大友」「遠藤」「佐藤」「千葉」は宮城に多い名字、「庄子」「庄司」「中鉢」「石母田」「門間」は宮城独特の名字です。「しょうじ」には「庄司」と「庄子」の2つのバリエーションがありますが、どちらもルーツをたどれば間違いなく宮城出身です。これがお隣の山形になると、おなじ「しょうじ」でも「東海林」になります。

 「中鉢」というと、最近ではソニー社長の中鉢良治氏が有名ですが、もともとは大崎市の鳴子周辺にしかない名字です。「石母田」は、仙台藩家臣として栄えた一族で現代にも多く残っています。「門間」は…良くわかりません。「門馬」というバリエーションもあります。

 とまあ、段々取り留めがなくなってきました。要は、地元のチームとして応援するには、メンバーが地元で構成されているべきじゃないかなぁ、と思うわけです。県別に代表を選定する以上は、出場選手はその県の出身者であることは必要条件じゃないのかと。そうすると、人口の多い県に勝てないという不満も上がるでしょう。でも、余所の県の出身者に頼ってまで勝つよりも、地元100%で精一杯当たって負ける方が、見ていてよほど面白いと僕なんかは思うんですよね。

  
おまけ:連日暑いですが、豪雨も勘弁です。。


  



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