塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

高齢化の意外な影響

2005年01月28日 | カテゴリ無し
東北の大手地方紙「河北新報」に面白い記事が載っていたので、内容をご紹介。

河北新報社の本社があり、また僕の故郷でもある仙台は暴走族とピンクチラシの数が多いことで有名だ。

ピンクチラシは町中の電話ボックスで嫌と言うほど目にすることができる。
暴走族は、普段は良く分からないが、年越しに際して街のど真ん中で大捕り物が繰り広げられるらしい。

記事によると、通常暴走族というものは高校卒業時などに「引退暴走」というものをして足を洗うものらしい。
だが最近少子高齢化、暴走族の人気低下によって組織を保つために抜けるに抜けられず、結果的に族全体の高齢化が進んでいると言う。

記事には「若者の暴走族離れが続き」となんだか、過疎村の伝統工芸のようで少し微笑ましくもある(深刻に過疎化に悩んでいる地域の方々には申し訳ないが、皮肉と言う意味で)。

ただ、大抵の暴走族は暴力団とつながっており、「若手を入れるまでやめさせない」と恐喝するケースもあるようで対岸の火事というわけには行かないようだ。

因みに近年仙台市ならびに宮城県は汚名を返上すべくピンクチラシ・暴走族ともに取締りを徹底強化しており、かなり効果が現れているそうだ。






日曜のお散歩

2005年01月24日 | カテゴリ無し
町外れにある北公園というところに行って来ました。

ここんとこ天気が愚図ついていたので足元が水っぽかったけど、やはり休日のお散歩は気持ちが良いです。

今日の目的は二つ。
ひとつはこの公園内の一部分として存在する「日本庭園」を訪れること。

メディアの発達により、文化間の理解も大いに進んだとはいえまだまだ「japanese~」と称して「ん?」と違和感を感じることは茶飯事だったため、当初はどの程度再現しているのか懐疑的ではあった。

しかし実際に見てみると、


なかなか


どうして


いい感じではないでしょうか?
大抵の場合はここに余計なものが混じっていたりするのですが、コンパクトにまとまっていて結構忠実に造られてます。


さて、もうひとつの目的は同じく公園内にある水族館です。

原生生物のコーナーが面白かった。
熱帯魚は興味なし。海水魚は魚屋や居酒屋で見るほうがいい。

ただ日曜の午後のため、どこを見てもガキ連れとカップルばかり。
どうやらああいうところは一人で行くものではないらしい。。

と言う結論。


ブログはネットの革命児?

2005年01月15日 | カテゴリ無し
今週のシュピーゲル誌にブログについての記事が掲載されていた。
シュピーゲルとはドイツで最も有名な総合誌のひとつです。

それによると、ネット時代の新しいメディアとしてブログは注目されている。
先年末の津波被害において即時情報伝達手段として利用されたことや、有名な伝統なジャーナリストを、発言に対する即反応・即拡大で番組から降板させたことなどが例として挙げられている。

ただ、米国では選挙戦などでも利用されジャーナリズムの新しい形として注目されているが、ドイツ・欧州ではそこまでは至らず、個人的利用がほとんどであると言う。
この辺は日本と全く々状況ではないだろうか。

僕自身、情報としてはもちろんトリビア的ブログやネタ系ブログなど幾つかのブログを拝見させていただいているが、そこには大きな問題が生じる。
その点についてもシュピーゲル誌は触れている。

ネットの情報は必ずしも検証に耐えうる真実を扱っているわけではなく、
多くの(個人的)評価、風評、ゴシップそして誤報に関連している。


実際、スマトラ沖地震で多くの奇跡やエピソードが様々なメディアで語られているが、その幾つかは捏造の可能性があるという。

情報の伝達量・可能性が飛躍的に増えたと言うことは、その分真偽の検証の必要性も増大するわけだ。
場合によっては正誤の判断と関係の無いところで現実――たとえば企業の信用や個人の中傷など――が動かされる危険性もある。

客観的なメディア として期待されれはいるが、それを客観的に捉えられるか否かは閲覧者に依拠している。
今のところは個人的利用が主とはいえ、少なくとも政治ジャーナリストの最前線にいる人々を始末することには成功している ブログを単なる日記とだけ把握するのは狭視野的といえそうだ。

※斜線部はシュピーゲル誌より抜粋。多少意訳。カッコ内は著者の付け足し。





夢の無い夢の話

2005年01月12日 | カテゴリ無し
最近何度か一旦帰国する夢を見た。

感情的には後8ヶ月程度なら乗り切れるだろう、と言う感じなのだが(むしろ時間がたりなさすぎる)、
夢は深層心理の反映とか何とか言うから帰国願望も無きにしも非ずなのだろう。

ただこれらの夢にはそろって同じオチがついている。

帰りのチケットを買っていない+金が無い

なんか終末的にどうしよー、と焦るところで大体目が覚める。
帰国しない理由がそもそも金欠だから、そこらへんがレム睡眠中に脳を現実に引き戻しているのかもしれない。