塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

サイト移転と富士桜

2006年04月25日 | 旅行
 大変ご無沙汰してしまいました。
 勝手ながら私的な理由により親サイト(梅鉢)をそっくり移転しました。ブログのほうは勿論変わらないのでこちらにリンクしている方には影響ありませんが。今後とも、牛歩で更新されていくこのサイトをどうぞよろしくおねがいします。
 さて先日、家族で富士河口湖畔のホテルに泊まってきました。なんでも三種類の桜が咲き乱れる名園を持つ宿だそうで、富士山北麓近辺は今が丁度見ごろだということです。
 先に部屋からの眺望をお見せしましょう。



 なかなかの絶景ではないでしょうか。ホテルも敷地に比べてこじんまりとしているため、閑かな趣を呈していました(礼儀のない韓国人の集団が跋扈していたことを除けば・・)。
 翌日は富士スバルラインを終点五合目まで走りました。標高は2300mほどということでしたが、恐らくこれは僕が人生の中で足を着けた最も高い地点だと思います。気温はジャスト零度。雪がちらつき寒風吹きすさぶ中、外套を持ってこなかった僕は表にいることもままなりませんでした。
 しかし、五合目にしろ四合目にしろ、富士山から臨む景色は三方を霊厳として阻むものなく、後方の嶺は草一つ生えることを許さず、まさに富士山は日本に二つとなき霊峰なのだと、自分の足では一歩も登っていないにも拘らず、分かったような気になって帰ってきました。