今年はクリスマスが3連休と重なったので、ご旅行に出かけられた方も多かったのではないでしょうか。かくいう私は、人々がこぞって街に繰り出しているであろうところ、ひとり山の中を歩き回っておりました(笑)
なので聖夜の話ではないのですが、拙宅に近い多摩センターで忘年会があった際、駅前のイルミネーションを軽く見てきました。近年かなり大規模にやっているイルミネーションで、クリスマス時期のデートスポットなどとしてだいぶ有名になってきているようです。
多摩センターのイルミネーションが優れているのは、駅前から丘の上の複合文化施設「パルテノン多摩」まで、広く真っ直ぐな遊歩道が続いているところです。駅に向かって緩やかに下っているので、電飾が続いているようすが奥行きをもって感じられるんですね。
んでもって、このイルミネーションのシンボルの1つが、十字路の真ん中に置かれている本物の樅の木のクリスマスツリーです。
なぜかアップの写真を取り損ねておりましたが、この中央にある三角錐の光がそれです。多摩市と友好都市関係を結んでいる長野県富士見町から贈られたものだそうで、間近で見るとかなり迫力があり壮観です。
このツリーが毎年の風物詩となる前は、かの佐野研二郎氏が教鞭をとる多摩美術大学の学生の作品が、何年かにわたって飾られていました。ところが、どうにも不評続きだったようで、ある時を境にこのツリーに変わり、以後今日まで至っています。
そんな創意工夫を重ねながら進化を続ける多摩センターのイルミネーション。都下周辺にお住まいの方は、ぜひ来年見に来てみてはいかがでしょうか。