塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

富士山の恵みを感じられるオススメ観光スポット!柿田川湧水群

2016年06月19日 | 旅行
  
先週に続いて旅行ネタで行かせていただきます。しかも、前回より1週間前の話題になります(笑)。静岡県の御殿場から伊豆方面へ、いつものごとく趣味の城跡めぐりに出かけていました。

その途中で立ち寄った泉頭城というお城の跡は、今では柿田川湧水群として立派な観光名所となっています(むしろ城跡だなんて逆に普通の観光客の方には分からないでしょうが^^;)。ここには富士山からの地下水がこんこんと湧き、流れ出ているのですが、その量や湧き方がそんじょそこらとは一味違います。別府の地獄めぐりのようにボコボコと、「わき間」と呼ばれる湧水の噴出孔が数えきれないほど至るところに。あっちでボコボコ、こっちでポコポコといった具合です。
 
 

 

 

柿田川自体はこの湧水群から始まり、狩野川に合流するまでのわずか1.2kmほどしかありません。ですが、数あるわき間から溢れた湧水が合流して川と為す頃には、信じられないほどの水量の幅広い透き通った一大河川となります。

 

そのさまを見て、私の近くを歩いていた人は「(信州の)上高地みたいだ」と言っていました。私はむしろ同じ安曇野の大王わさび農場あたりの風景を思い出しましたが、ずっと都会に近いこんなところでこんな景色に出会えるとは、思ってもみませんでした。そう、この柿田川湧水のもっとも驚くべき点の1つは、そのすぐ脇を国道1号線が通っているということです。清水さやけき公園を一歩出れば、絶えることなく車が走り続けるバイパスがあり、大規模小売店が建ち並ぶ三島市街の喧騒がすぐそこにあるのです。

そんな柿田川湧水の水は当然ながら名水百選に選ばれており、駐車場と飲食店エリアの間には無料の水汲み場も設けられています。また、芝生の広場などもあるので、家族連れでゆったり楽しむことも可能です。国道1号線沿いにあるのでもちろんアクセスも良好。夏のプチ旅行にはもってこいの観光地としてオススメですよ。

それでは最後に、そんな柿田川湧水でもっとも感動したわき間の美しい一枚をどうそ。



  



でかいぞ!牛久大仏

2016年06月15日 | 旅行
 
梅雨とも夏ともつかない変わりやすい天気が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

先週末は、茨城県の牛久市へ仲間と趣味の城跡めぐりへ行ってきました。なぜ牛久かというと、仲間の一人がぜひ牛久大仏を見てみたいということだったので(笑)。そんなに熱心な仏教徒というようには見えない方なんですが、まったく信心のない私にしてみればそう言ってくれる人でもいないと、訪ねる機会はなかったかもしれません^^;

知る人ぞ知る牛久大仏は、ギネスブックに「世界一の大きさのブロンズ製仏像」として登録されているシロモノです。周辺はのどかな山里で遮るものは丘と森くらいしかないので、かなり遠くからでもそのご尊顔を拝することができます。とりあえず2㎞ほど離れた場所から撮影したものがコチラ。



手前の森の樹々と比べれば、その大きさが分かるのではないでしょうか。ウルトラマンやゴジラのようなちょっとした特撮レベルの迫力です^^;

そして最後の城跡を訪ね終った後にいよいよそのおみ足の下へ。



大きさもさることながら、「頭は大仏、体は観音菩薩」といった感じのちょっと違和感のあるフォルムも特徴的です。大仏は有名ですが、いったいどこの寺が建てたのだろうと思ったら、かの東本願寺なのだそうです。

と、ここでひとつ目の注意点です。歩き詰めでようやく着いた私はとりあえず軽食がてら休憩がしたいと思っていたのですが、牛久大仏には飲食店が1つしかないうえに15時で閉まってしまいます。時計をみるとジャスト15時!軽い食事に出来ればビールと思っていた私は、あえなく御仏の無慈悲に打ちのめされてしまいました…。

若いメンバー2人は入場料を支払って胎内まで満喫してきたようですが、オジサン組はもはや気力を失い、脇のお土産屋さんで缶発泡酒とせんべいを買って、腰を下ろしてしまいました^^;

そして2つ目の注意点としては、「牛久」大仏というもののJR牛久駅からは結構離れています。駅から大仏までほぼノンストップのバスが出ていますが、運賃は500円を超えます。その代わり、車でのアクセスはひじょうに良好で、圏央道の阿見東ICのほぼ目の前にお立ちになっておられます。

さらには、阿見東ICに隣接して「あみプレミアム・アウトレット」があるので、自家用車で参拝した後でアウトレットモールでお買い物と食事を楽しむというのが、おそらくもっとも正しい牛久大仏のお参りの仕方なのだろうと思われます。

首都圏の東側にお住いのご家族連れの方々には、ぜひ一度お試しがいのある休日スポットだと思いますよ^^ノ

ちなみに、この日の写真は大仏に終わり、牛久沼の河童に始まっておりました。最後に何かを語りた気なオトナの雰囲気漂う河童の像をどうぞ^^