塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

新東名高速道路愛知県内全線開通

2016年02月22日 | 旅行
 
一週間ほど前の2月13日、新東名高速の豊田ジャンクション~浜松いなさジャンクション間が開通しました。これで、新東名の御殿場ジャンクション以西の全区間が完成したことになります。昨年12月に新東名を通って伊勢まで走ったので、あと2か月ほど待てばもっとずっと快適に行けたのかと思うと、なんとも残念でした。

というのも、今回の延伸によって、御殿場から新東名に乗れば、その後一度も旧東名を通ることなく名古屋以西へ行くことができるようになったからです。豊田ジャンクションを直進すれば、自動的に新東名から伊勢湾岸道路に変わります。四日市ジャンクションで東名阪自動車道に入り、亀山ジャンクションで新名神自動車道に乗るのが京都・大阪方面への最短ルートとなり、かつての旧東海道とほぼ同じルートになります。

新東名は3車線の区間が半分くらいあり、渋滞する可能性はかなり低いと思います。新しい道路だけあって1車線自体の幅も広く、新東名から東名に入ると隣の車がかなり近く感じ、圧迫感があります。

さらに、豊田ジャンクションから西の伊勢湾岸道路も同様の3車線が続き、驚くほど走りやすい高速道です。名古屋港のベイエリアは埋め立てれば3車線分の土地は容易に作れるでしょうが、内陸の豊田から大府の間にはすでに人家も町もあるので、ここにそんなぶっとい高速道路を通せたというのがちょっと謎でした。ところが、今年に入って名古屋出身の方から聞いたところでは、トヨタでもってる地域なので、こと自動車の便益について文句は言えないのだろうということでした。これを聞いて、妙に納得してしまいました。

いずれにせよ、今回の決して長いとはいえない区間の開通によって、東名神の交通事情は大きく改善されるものと思われます。建設開始当初は無駄な事業の代名詞のように言われていましたが、完成してみれば意外と合理的に計画されていたんだと感心します。

 



スキー日和

2016年02月08日 | 徒然
  
軽井沢の傷ましい事故があった後の話題としては何ですが、スキーに行ってきました。2日前までの天気予報では雪が降るようなことを言っていて、同行者から中止にしようかと打診されましたが、「最近の予報は当たらないから」と当日ギリギリで判断するように説得しました。果たせるかな、朝から晩まで、そして関東からスキー場のある信州まで、すっきり快晴と相成りました。

逆にスキー場のコンディションは抜群とはいえず、何より雪がまだまだ少なかったのですが、それでも八ヶ岳をはじめ、富士山に北岳に蓼科山と甲信州の山々がくっきり望めたので気分は最高でした。

 

それにしても、以前もちょっと愚痴っぽく記事にしましたが、このところの天気予報の当たらなさはいったい何なんでしょう。もちろん、地球温暖化によって予測が難しくなってはいるのでしょうが、それを補うために高い資金を投じて新しい気象衛星を打ち上げたのではなかったでしょうか。経済アナリストだって、予測を外してばっかりいれば、信用を失って職業生命にかかわってくるでしょうに、気象予報士というのはいくら外してもお咎めなしなのでしょうか。

スキーの話題から逸れてしまいましたが、「予報を信じなかったおかげで楽しめた」というこの状況を、予報士のみなさんはどう捉えていらっしゃるのか、とても気になるところです。