JF4CADの運用日誌2.5

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「沖縄アマチュア無線60年祭アワード」が実施へ

2020-12-14 | シャック便り
沖縄でアマチュア無線が再開され2021年で60周年となることを記念し、来年1年間「沖縄アマチュア無線60年祭アワード」が行われます。詳細はこちら

10年前の「沖縄アマチュア無線50年祭アワード」では「/OKA50」「/ISG50」などを付けた局が出てきたことを覚えていらっしゃる方もいると思いますが、今回は60年ですので「/OKA60」「/ISG60」などになります。これらを付けた局を少なくとも3種類以上集めれば達成となります。


この10年のうちに新たに開局された方、再開された方にご説明すると「OKA」「ISG」はIATA(国際航空運送協会)が定める空港の3レターコードで、OKAは那覇空港、ISGは石垣空港を意味します。これらの空港が最寄りとなる市町村に対応して定められています。

注意が必要なのが以下の町村になります。
・中頭郡嘉手納町 前回は「/OKA50」でしたが嘉手納飛行場にちなむ「/DNA60」になります。
・中頭郡北谷町 嘉手納飛行場の一部敷地は北谷町ですが「/OKA60」になります。
・宮古島市 伊良部島・下地島のみ「/SHI60」、その他は「/MMY60」です。
・八重山郡竹富町 波照間島のみ「/HTR60」、その他は「/ISG60」です。


小規模離島の多い沖縄ですので難易度の高いところが多くなっています。中でも難関は「/KTD60(北大東)」「/TRA60(多良間)」「/AGJ60(粟国)」「/HTR60(波照間)」でしょう。いずれも現在固定局がいないかQRVしておらずモービル局がひょこひょこ出てくるような場所ではありません。クラスタをぼーっと眺めているだけではダメで、移動運用の情報をキャッチして網を張っておかないと無理です。

また冬の時期(1~2月、11月~12月)は沖縄近海の海が荒れやすくなりますので、「/AGJ60」「/KJP60(渡嘉敷・座間味)」「/HTR60」については夏のうちに押さえられないと取ることは難しいでしょう。現在「渡嘉敷村がQSOできない」と泣きついている方がいますが、海が荒れてフェリーすら就航がおぼつかない中で移動したくても誰もできないのが現実かと思います。

一方で確実に稼ぐことのできる「/OKA60」「/ISG60」「/MMD60(南大東)」の3つを取りこぼさないこと、固定局が出てくるもののパイルになりやすい「/OGN60(与那国)」を早めに取っておくことが大切かと思います。コロナで再び小規模離島への渡島制限が出る可能性もあり先行きが見通せない状況ですので、固定局で取れるところは確実に取りましょう。


私も例年通り5月下旬と11月上旬に沖縄移動を計画しています。既に仮決めしていた予定を組み替えて1カ所でも多く回れるようにお正月のうちに考えます。どこを回るかは期日が近くなりましたら公開します。
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