JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2012-02-13 | シャック便り

[神戸電鉄粟生線の支援枠組みが決定]
たびたびお伝えしていた神戸電鉄粟生線について、兵庫県などの支援の枠組みが決まりました。

・兵庫県などが神戸電鉄に対し5年間の期限で40億円を無利子で貸し付ける
・神戸電鉄はこの40億円で借入金を返済し、浮いた利払い金額で粟生線の設備改良を進める
・加えて人件費圧縮などにより、粟生線の黒字転換を目指す

これにより、当面の廃線は免れた形です。私がこの数年続けてきた三木山森林公園(三木市)への移動運用は今年も続けることができます。

 
[全但バスが路線バスにコンセント設置]
兵庫県北部のバス会社である全但バスが一部の路線バスに新たに充電用コンセントを設置したそうです。コンセントの利用は無料だそうです。

これまでも携帯電話への充電などのサービス用として一部の新幹線や高速バスにコンセントが設置されていますが、一般路線バスへの設置は非常に珍しいと思います。今後普及すればQSY中にバッテリを充電して次の移動地での運用時間を確保できるようになるかも知れませんね。

 
[伊江村営フェリーいえしまが引退]
沖縄県伊江村の村営フェリーのうち、1987年建造の「フェリーいえしま」が引退し最終航海を終えました。今後はインドネシアで第二の人生を送るそうです。伊江村営フェリーは「フェリーいえしま」と「フェリーぐすく」の2隻があり、どちらか片方の船で1日の運用をまかなえる4往復程度の運航ですから、酷使されず比較的状態が良かったようです。このため船齢が高いのに1.2億円と高い値段で売れたとのこと。

3月には新しい「新いえしま」が就航するそうです。伊江村は最近ラム酒をはじめとした特産品の開発に熱心で、修学旅行生の民泊受け入れも積極的ですから、閑散期ももう少し便数を増やして欲しいですね。

 
[那覇-久米島線からJTAが撤退]
日本トランスオーシャン航空は自社で2往復運航している那覇-久米島線から撤退し、子会社の琉球エアーコミューターに全面移管することになりました。これにより夏場に季節運航している東京からの直行便を除き久米島行きはプロペラ機での運航となります。

これは沖縄県内路線へのスカイマークの参入により、対抗を迫られたJTAの合理化策の一環です。JTAは保有するボーイング737型機を4機減らし12機体制に圧縮するのに伴い、久米島線をRACに移管するものです。

プロペラ機への変更に伴い定員が少なくなるため久米島への渡島の際はご注意下さい。

 
[JTAが軽食の販売を開始]
合理化策を行っているJTAですが、一方で収入アップ策として2/1より機内での軽食販売を始めたそうです。夕方の沖縄発本土便でおにぎり2個ともずくスープのセットを500円で販売するとのことです。

おにぎりの内容は出発地で変えており、販売対象の便は以下の通りです。
石垣発 84便関西行き、176便中部国際行き、78便羽田行き
宮古発 22便羽田行き
那覇発 60便福岡行き、256便中部行き

ちなみにこれらの便では500円でオリオンビール(おつまみ付き)も販売しています。特に宮古空港では持ち帰りのできる軽食を売っているのは保安検査を抜けた待合室にあるコーヒーショップサシバくらいしかなかったはずで、便利かも知れませんね。

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