JF4CADの運用日誌2.5

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JAL国内線の手荷物制限が大幅緩和

2011-06-02 | シャック便り

JALグループが8月1日より国内線の預け手荷物の許容量を大幅に緩和するようです。詳細はこちら。概要は以下の通りです。

 

(1)無料預かりの上限重量を緩和
 1人15kgまでだった無料預かりの上限が20kgに緩和されます。
(2)個数制限の撤廃
 今まで3個までとしていた個数制限が撤廃され、無制限になります。
(3)有償預かりを含めた最大上限を大幅緩和
 45kgから100kgまでに大幅に緩和しています。しかも超過料金を大幅に引き下げています。

ファーストクラスを利用する場合、小型機で運航しているJAC(日本エアコミューター)、RAC(琉球エアーコミューター)を利用する場合は制限が一部異なりますのでJALの国内線予約(0570-25-5971)に電話して確認願います。

 
例えば沖縄で移動運用をしようと思った場合、アンテナ等の重い機材を持ち込みますから今回の変更策は非常に有り難いと思います。今まで重量や個数制限に引っかかって別送していた荷物を一緒に送ることもできます。Radixなんかはコンパクトに収納できるアンテナを出していますから、50MHzの6エレといった飛ばせるアンテナも一緒に運べるようになります。

私は元々JGC会員なので無料枠が+20kgされていますから重量での不自由はなかったのですが、個数制限の3個は緩和されず毎回荷物に苦労していました。3個のうち必ず1個はアンテナケースですから、残り2個に着替えや同軸ケーブル、さらにはお土産などを分散して詰め込むことになり、最終日には那覇空港で荷物整理に時間を取られていました。今回の変更でその作業が不要になります。

 
なおANAグループは今のところこの変更に追従していないようです。従ってANAグループでは4個以上の手荷物を預けることはできませんのでご注意下さい。

 

かつて航空会社のサービスは横並びでしたが、徐々に違いが出るようになりました。今回の手荷物の他にも機内での飲物サービスではJALが従来通りなのに対し、ANAは無料提供する飲み物を2種類に絞り、その他は有料で提供する方針になっています。逆にANAでは事前に注文しておけば普通席でもプレミアクラスの食事を購入できるようです。今後はサービス内容で利用会社を決める時代になるのかも知れませんね。

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