昨年大好評のうちに終了した瀬戸内国際芸術祭が2013年にも開催されることが決まったようです。
瀬戸内の海と島をバックに作品が存在する姿は美術館とはまた違った芸術鑑賞のあり方を提案したと評されています。一方で多数のお客さんが会場となった各島に殺到し、フェリーで積み残しが起きたり、食堂の食材が尽きて営業できなくなるなどの想定外のアクシデントもありました。
このため2年後の開催では会期を春・夏・秋で各1ヶ月間に分散させ、会場となる島も従来の7つに加え香川県西部の離島も追加することになったそうです。
これら会場となる島では定期船の増発や普段運航されていない臨時航路が設定される予定ですから移動運用に便利だと思います。また、ハンセン病の国立療養所がある大島(香川県高松市)のように普段なかなか行けない島にも行けますから移動運用の格好のチャンスだと思います。
香川県西部の島がどこになるかは未定ですが、この一帯には朝夕の離島からの通学用程度しか船がない島もあったと思います。こういう島への絶好の訪問チャンスだと思います。
JARL香川県支部は記念局の運用を検討してもいいんじゃないでしょうか?会場となる各島で展開すればさらにいいと思います。
なお、直島と犬島には常設展示がありますから現在でもアートを楽しめます。