JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2022-03-27 | シャック便り
[八幡浜港のターミナルが移転]
大分県の別府や臼杵へのフェリーが発着する愛媛県の八幡浜港のターミナルが建て替えられて4/1に新ターミナルへ移転します。フェリーは4月より新ターミナル発着となります。

新ターミナルは現在のターミナルから北東にある出島地区に移転、4,000t級のフェリーも接岸可能になります。このため路線バスも新ターミナル経由に変更となります。


[エンブラエルE175-E2の開発が中断]
エンブラエルの次世代リージョナル機として開発が進められていたE175-E2の開発が3年間中断され、就航が2027~28年にずれ込むことが明らかになりました。

E175-E2は最大90席で同社の新世代リージョナル機の中では最も小さいものの、アメリカの「スコープ・クローズ(リージョナル機に関する労使協定)」の改定が進まず、このままではアメリカでは使えず機体の再設計か協定の緩和かが必要となっています。エンブラエルでは協定の緩和を待つことにしたと考えられます。

これによりJALの子会社J-AIRの後継機は予定していたスペースジェットが事実上開発頓挫し、次善の策として考えられてきたE175-E2も延期となり再見直しを迫られていると考えられます。一つ前の世代のE170のうち初期に導入した機材の更新をどうするのか難しい判断を迫られることになりました。


[シィラインが2022年度で運航を終了]
青森-むつ市脇野沢-佐井の旅客船を運航するシィラインが2022年度末で運航を終了することになりました。これはむつ市と佐井村が赤字補填の補助金を打ち切るためです。

シィラインは交通事情の悪い脇野沢や佐井と青森を直結する航路で、同じ本州内でありながら離島航路の指定を受けていました。しかしながら新型コロナウイルスの影響で利用が低迷、2020年度には1.5億円近い赤字を計上、乗船率は僅か2%で自治体も支えきれなくなり補助金を打ち切ることになりました。


[第一マリンサービスが那覇-名護直航便を検討へ]
那覇港から本部港を結んでいる第一マリンサービスが名護漁港への直航便の運航を検討していることが明らかになりました。これは名護市議会の質疑で明らかになったもので、所要時間は75分を予定しているとのことです。第一マリンサービス側も必要となる航路の変更届を行っているとのことです。

名護漁港では当面岸壁への接岸となりますが、2024年度には浮桟橋を設置し、こちらからの乗降になるとのことです。75分は高速バスより速いですが、その先の二次交通の整備が必要になると思われます。
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