[ピーチが大幅減便へ]
LCCのピーチがパイロットの確保が不十分であることを理由に10月下旬にかけて約2,000便の欠航(または欠航の可能性)を予告しています。詳細は同社のサイトでご確認ください。該当便の予約は停止されており、既に予約した乗客に対しては便の振り替えや払い戻しに応じるとのことです。
このうち那覇-石垣線は7/19以降全便が運休となりますのでご注意ください。
このような背景に至った原因は同社の雇用問題で、62人必要なはずの機長が52人しか確保できておらず、しかもそのうち8人が病気等で乗務できない状態とのことです。さらに先日那覇空港であわや着水事故となる重大インシデントを起こしており、当該機長は乗務停止となりましたのでさらに苦境に立たされたことになります。この乗務停止に伴う影響が出るかについては会社側から発表がないため、今後欠航便が増える可能性もあります。
ご利用予定の方はこまめに会社のサイトを確認してください。
[全日空が夏ダイヤを一部変更]
全日空が夏ダイヤの一部変更を発表しています。目玉は羽田-那覇間の深夜便で、貨物輸送用に設定していた便に旅客を乗せる試みを行っています。羽田発は0時(那覇着2時30分)、那覇発4時40分(羽田着7時)というものだそうです。
運賃を格安にしており学生などの利用を見込んでいるようですが、深夜の那覇空港へのアクセスはタクシーしかありませんのでご注意ください。
その他政策コンテストの選に漏れた羽田-佐賀を自主的に増便するなどしていますが、羽田-神戸が1便減便となっていますのでご注意ください。
[新中央航空の三宅島線は順調]
就航率・利用率とも悪く、全日空がさじを投げた形で運休した羽田-三宅島線にかわり、新中央航空が調布-三宅島線を開設、1日3往復で就航しています。最初の1ヶ月となる4月の運航成績によると3往復全て欠航になった日はわずか1日のみと順調なようです。
新中央航空は伊豆諸島への運航実績が十分にあり、刻々と変わる気象条件にもパイロットが柔軟に対応できるとされています。
[JTAが羽田-石垣線の臨時増便と大型化を実施]
日本トランスオーシャン航空が夏期の需要にあわせて1日2往復の羽田-石垣線を4往復に増便するようです。しかも増便される2往復は親会社のJALから中型の767型機(261席:通常使用の737は145席)を借りるとのことで大幅な定員増となります。
新石垣空港開港後、特に首都圏からの直行便が順調で乗客が伸びているそうです。そのため空港へのアクセス道路となる国道390号線で開催されていた石垣島トライアスロンは2014年の開催を断念し来年以降新たな形を練り直すことになったそうです。
石垣市内中心部でのホテルもキャパが不足気味で、今後どうなるか注目されます。
[東海汽船が橘丸の試乗会を実施]
6月デビュー予定の東海汽船・橘丸の試乗会が開催されます。
開催日は6/22(日)で午前・午後の2回それぞれ1時間半ほど竹芝桟橋から東京湾を回るとのこと。申し込みは竹芝桟橋にある申込用紙に記入するか東海汽船のサイトからとなります。
先日ハムとは関係ない三宅の人と話す機会がありましたが、同じように「新中央航空になって便利になった」と言われてました。前の航空会社のやる気のなさに対して島民の不満が募っていただけによかったですね。
東海汽船も6月末から「橘丸」という快適な新しい船を就航させますので、ぜひこちらも一度お試しください。