JF4CADの運用日誌2.5

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移動耳より情報

2018-07-24 | シャック便り
[博多-釜山航路で博多-対馬の混乗を開始]
ジェット船で博多-釜山の国際航路を運航しているJR九州高速船が7/23より博多-対馬比田勝の国内旅客を混乗させる混乗便を始めました。

当面10月頃まで月6~7往復程度で一部座席(26席)をカーテンで国内旅客用に区切って運航させます。JR九州高速船は博多-比田勝の航路免許を持っていないため、この区間の航路を持つ九州郵船が国内旅客を扱う形を取っています。

九州郵船が博多-壱岐(郷ノ浦または芦辺)-対馬厳原でジェット船「ヴィーナス」を運航していますが、対馬の北部にある比田勝へはフェリーだけで、フェリーで6時間かけて博多に行くか車またはバスで厳原に出てジェット船に乗るかしかなく時間がかかっていました。今回の混乗便は博多まで直航するため最短2時間10分と従来より大きく時間を短縮できます。

利用にあたっては島民カード、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの写真付き身分証明書が必要とのことです。博多港の乗り場はベイサイドプレイスではなく国際線ターミナルですのでご注意ください。

JR九州高速船は韓国への格安の移動手段としてジェット船を運航してきましたが、近年福岡-韓国でLCCが多数運航され、特に韓国のLCCが乱立して運賃が値崩れしており船の乗客が減って苦しくなっていました。比田勝の乗客を乗せることで座席を埋めることができますし、九州郵船も大きな負担がなく手数料を稼ぐことができます。比田勝の住民も時間短縮のメリットがあり、三方が得することになります。


[カリー観光が那覇空港リムジンバスに参入]
沖縄で貸切バスや石垣空港リムジンバスを運行しているカリー観光が新たに那覇空港リムジンバスに参入しました。空港から北谷町のホテルを結ぶコースと宜野湾市のホテルを結ぶコースの2コースに参入しています。

那覇空港リムジンバスは那覇空港から本島中北部のリゾートホテルを結ぶもので、本島の路線バス業者4社(琉球バス・沖縄バス・那覇バス・東陽バス)が中心になって運行してきましたが、路線の改廃・運行事業者の参入撤退がめまぐるしく、この数年は沖縄バスのみが運行していました。

那覇空港リムジンバスを利用する場合は空港やホテルのカウンターで事前に乗車券を買う必要がありますのでご注意ください。


[ゆいレールの浦西てだこ延長は延期へ]
沖縄のゆいレールが行っている首里~浦西てだこ駅の延長が計画より半年前後遅れることになりました。今のところ2019年後半となる見込みとのことです。

沖縄は観光客が増加して空前のホテル建設ラッシュとなっており、建設作業者が不足して工期が遅れているためだそうです。


[九州郵船の新造船は「ダイヤモンドいき」に]
九州郵船の唐津-印通寺航路で運航している「フェリーあずさ」の置き換えとして就航予定の新船の名前が「ダイヤモンドいき」に決まったそうです。

今のところ来年春就航予定とのことです。
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