ハムフェア報告の続きです。第一電波とRadixです。
第一電波は新たに伸縮ポールを発売するなどしていますが、(倒産した)マルドル独自の商品をコメットと共に穴埋めするのに精一杯の感じです。何か面白いものがないか探してみました。
クロス型SWRメータのSX240Cです(参考出品)。1.8~60MHzと140~470MHzに対応しているようです。
28MHz用センターローディングホイップのCR10Hです(参考出品)。昨年も出品されていましたがまだ商品化されてないみたいです。耐入力1kWで「特に大型車に最適です」ということで10mではなく11mバンド用じゃないの?と思います。ちなみに下の写真(右の方)に太いエレメントが写っていますが異様です。
先日発売された3.8mの伸縮ポールAM385です。実物を見たところ作りの安っぽかったマルドルのHP-5500よりは良く仕上がっています。その分値段は高いです。「デジカメやビデオカメラも取り付けることができます」というのが売りらしいですが、そういう使い方は?ですね。
AM385用の三脚です(参考出品)。AM385は移動用バッグなども用意されており、トータルサポートを目指しているようです。
3.5~30MHz帯用オートチューニングアンテナATX30です(参考出品)。チューニング回路が内蔵されておりマッチングの心配がありません。昨年も出品されていましたが、その時と少し形が変わっていますね。
第一電波はこのほかも3.5MHzのバーチカルなど参考出品ばかりで内容も昨年の使い回しが多かったです。新製品として紹介している電源なんかは昨年発売されたものですし、コメットと較べるとネタ切れっぽい感じですね。展示スペースも昨年よりかなり小さく、積極性も感じられませんでした。
続いてRadix。特にコンテスターで愛用者が多いようですが、ユニークなラインナップで知られています。今回は新製品の展示はなく、既発も展示は少なかったです。
展示されていたのは50MHz用のHB9CV。エレメントをくの字にしたことでコンパクトにした製品ですね。「スペースがなくてアンテナが・・・」という方でも50MHzを楽しめます。同社は販売に力を入れており、会場価格で安くなっていました。
次回はクラブ展示をご紹介します。