JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2018-10-25 | シャック便り
[宿毛フェリーが運休]
高知県の宿毛から大分県の佐伯を結んでいる宿毛フェリーが燃油高を理由に10/19から運休しています。会社側は燃油高が解消されれば再開したいとしていますが目処は立っていません。

元々この航路は1970年にコバルトラインとして開設しましたが2004年に運航会社が倒産、その後受け皿会社によりフェリー1隻で1日3往復していました。高知県と県外を結ぶ唯一の航路であり、高知市から九州に抜けるには便利な航路でした。

近辺では九四オレンジフェリーと宇和島運輸フェリーによる八幡浜-臼杵航路がありますが高知から八幡浜まではかなり遠いのが実情です。


[下地島空港にジェットスターが就航]
宮古島市の下地島空港に来年春からジェットスターが就航することになりました。当初は成田との間に1日1往復で、将来的には関西などにも路線を拡大したい意向のようです。

下地島空港はパイロットの訓練用として1979年に下地島に開設されたもので、南西航空の那覇行き定期便が運航されていた時期もありました。しかしながら1994年に廃止、その後新規航空会社のエアトランセが2007年に就航するもわずか3ヶ月で撤退しています。パイロットの訓練もシミュレータに切り替わって用途を失った形になっていました。

下地島はお隣の伊良部島といくつかの橋で結ばれており、さらに伊良部大橋を介して宮古島とも行き来できるようになりましたので活用が期待されています。


[五島産業汽船の航路再開に動き]
10/2に突然全航路の運休を決めた長崎県の五島産業汽船の航路について、元従業員らが設立した新会社による運航が始まりました。

元従業員らが新しい「五島産業汽船」を設立、旧五島産業汽船から「ありかわ八号」と上五島鯛ノ浦のターミナルを買い取っています。当局からの認可に1ヶ月ほどかかると見られていましたが、航路に慣れた元従業員が運航にあたるため異例の速さで認可が下り10/19より運航を再開しています。旧会社の回数券の使用を認めるなどできる限り乗客に負担がかからない形にしているようです。

現在のところ長崎-上五島鯛ノ浦のみ1日2往復での運航ですが、新上五島町が所有している「びっぐあーす」「びっぐあーす2」を使用できないか今後協議する予定とのことです。
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