JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

新ルールでのFDコンテストの感想

2015-08-03 | シャック便り
昨日までのFDコンテストは新ルールに基づく初回でした。開催時間の繰り上げ、固定局同士の交信解禁、電力の上限50W制限が主な変更点でしたが、実際参加してみての感想をまとめてみたいと思います。

・移動局が目に見えて少なくなった。特に50/144MHzが壊滅的に少ない。

・出力が上限50Wに制限されたためどのバンドも非常に強力なSの局はおらずその分Sの弱い局がたくさん聞こえていた。

・7MHzは従来からいる「CQを連呼しているクラブ局」に加え固定局が混じって互いにかぶりあっている状態。近距離しか飛ばなくなる昼前になるとこの状態は解消されたもののそうなるとQSOできる相手がいない。

・21/28MHzはせっかくオープンしても出ている局が少なくオープンを活かしきれない。

・430MHzはFMハンディ機+付属ホイップと思われる局がそれなり出ており移動局の数は多かった。ただし八木など本格的な設備の局は非常に少ない感じであった。

・終了時刻1時間前の11時になるとどのバンドも閑散としていた。7MHzも近距離しか飛ばない時間帯のせいか空き周波数も見受けられた。

新ルールになって初回ですからルール改正による影響なのか当日の猛暑による影響なのか切り分けることは困難ですが、昨年よりもQRVできる時間が少ないですし、QRVしている局数も少なくその分スコアが伸びなかったことは確かです。


ルール改正により移動局に対するインセンティブが落ちてしまっていることは確かだと思います。暑い中で電源のない場所に自分で電源を確保してQRVする局の倍率を×2から引き上げる方向に見直してもいいのではないかなぁと思います。

またコンテストの時間帯についても土曜18時-日曜15時までの間で最大6時間とか個人が時間を決めてQRVできるようにしてもいいのかな、と思います。例えば6時間部門であれば土曜18時-20時と日曜9時-13時の合計6時間でもいいし、日曜6時-12時の6時間でもOK、個人が好きに選んだ6時間のスコアで勝負するといった具合です。


フィールドデーは移動運用を前提にしたコンテストであり、やっぱり移動してなんぼのコンテストだと思っています。クーラーのかかった涼しい自宅シャックでQRVするのはお手軽でしょうけど、移動運用の楽しさをもっとアピールできる場にできないのかなぁと思っています。
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