[八重山地区の航空運賃割引が実現]
八重山毎日新聞の報道によると沖縄県で行っている離島の航空運賃割引事業が拡大されることとなりました。政府から沖縄県への一括交付金を活用するそうです。
新たに引き下げられるのは以下の区間です。
・那覇-石垣(離島割引のみ :離島在住者で割り引きカード保有者のみ)
・石垣-宮古(離島割引のみ)
・那覇-与那国(離島割引・往復割引)
那覇-与那国は往復割引も割引対象となりますから一般の旅行者でも適用されます。与那国への移動はチャンスかも知れませんね。このほか那覇-大東島など既存の割引は引き続き適用されます。
八重山地区での割引が拡大されていますが、これはスカイマークの参入で那覇-宮古間の航空運賃が下がったことに危機感を抱いた八重山地区からの要望で実現したものです。
八重山毎日新聞は社説で(宮古の運賃が下がったことに対し)「まさか採算を度外視した運賃ではあるまい」と既存2社を批判していますが、JTAが保有機数を削減しパイロットの給与を削減していることを考えれば「採算を度外視した運賃」であることは明白です。マスコミとして何の検証もなく記事を書いていることはどうなのかと疑いたくなります。
[波照間海運が営業休止]
今までフォローできていませんでしたが、石垣-波照間間を運航している波照間海運が国からの補助金を打ち切られたため昨年12月11日より運休しているとのことです。既にホームページも休止しています。安栄観光の波照間航路は引き続き運航中です。
これは昨年1月に安栄観光が波照間航路を定期航路に格上げしたことに伴い、離島航路への国からの補助対象から外れてしまい、波照間海運への補助が打ち切られたことによります。再開の目処は立っていないそうです。
この最新鋭旅客船「ぱいぱてぃろーま」は就航から僅か15ヶ月ほどで運休に追い込まれたことになります。島の方も「いい船が入った」と喜んでいましたから私も非常に驚いています。揺れの少ないこの船は観光客を呼ぶ切り札ともなっていただけに、波照間島の観光にも大きな影響が出ているものと思います。
私の昨年5月の移動記録をお読みいただければ分かると思いますが、安栄の高速船と波照間海運のぱいぱてぃろーまでは揺れに大きな差が出ます。船の苦手な方ですと安栄は辛いと思います。先の一括交付金を利用して県独自で補助してあげられないのでしょうか?
社長は赤字だが続行したいが、会長が許さなかった。。。。
と聞きました。
安栄は本当にゆれますよね。。。いつも最後尾の席、もしくは船外の最後尾に座りますが、、、2度ほど吐いています。。。
今回の件は波照間海運に何の落ち度もなく、島にとって一つもプラスになることはないだけに、何とかならないのかと思います。