JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

3エリアの方、50MHzでのEsのQSOはショートが基本です

2020-07-15 | シャック便り
今回の沖縄移動ではQSBが大きいなど不安定ながら連日50MHzがオープンし久しぶりに多くの方とQSOできました。

ところがパイルを捌いていると3エリアの局の悪い癖が気になりました。具体的な例を挙げてみたいと思います。


3エリア以外の局とは
「JA1 クイーン タンゴ チャーリー 神奈川県横浜市59です」
「JA2 クイーン レディオ アルファ 59です ありがとうございました。」
という感じでポンポンとQSOが進んでゆくのですが、

「ありがとうございます。ジュリエット アルファ スリー クイーン シアラヤンキー、JA3QSYです。レポートはファイブナイン 59、QTHは大阪府○×市、大阪のお(あまりにも長いので中略 府市名を全部アナウンス)新聞のし、 JCCコードは25xxです。 QRAは手紙のてに濁点、おしまいのん、葉書のはに半濁点、電波です JF4CAD/6こちらはJA3QSYです どうぞ」

書き起こすととても長いですよね。これをEsのオープン時にやるとどうなるでしょうか?途中でQSBが大きく聞き取れない場合がでますし、最悪はフェードアウトしてしまいます。MSでこれをやると確実に途中でフェードアウトし交信無効です。

Esでこんな長い言い回しをやってるのは3エリアの局だけです。


確かに3エリアの場合はEsの恩恵を受けにくく、Esが出てもQSO相手が毎日出てきている8エリアくらいに限られるので、のんびりやっても構わないと思っているのかも知れませんね。

とはいえ相手の様子をしっかり確認の上で相手と同じペースになるようにQSOするのがベターではないでしょうか?テニスのラリーみたいにリズム良くパイルをこなしているときに「こちらのJCCコードは~」は止めた方がいいと思います。

・JCCコードがなくてもQSOは成立しています。
・QRAがなくてもQSOは成立しています。

パイルを捌く方にとっては3エリアの局だけがダラダラ長いQSOをするためにリズムが崩れますし、リズムが崩れるとパイルに参加している局が引いてしまうこともあります。そして何よりフェードアウトしてQSOが成立しなければ泣きを見るのはご自身ですよね。GWで聞こえる近所の移動局を呼ぶときとはやり方を変えることを頭に入れておくべきかと思います。

しまいにはEsのパイルの際に「3エリア以外の方どうぞ」と対象から外されるかもと危惧しています。


「JA3 クイーン シアラ ヤンキー 59で大阪寝屋川市です。ありがとうございました」

きちんと分かってらっしゃる3エリアのOMさんはこのようなオペレーションをされます。もちろんこれでQSOは成立しています。どうかEsのパイルの際は相手を見極めてパイルになっているようならこの程度のショートQSOを心がけていただきますようお願いします。
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