1エリアでアクティブなJI1RGF局のブログに、今年秋のDXシーズンで61entity、188QSOを達成されたとの記事が出ています。
RGF局のリグは私と同じFT-817+HL-45Bで、私と同じようにニッケル水素のバッテリを自作されてQRVされています。200Wの局や500Wの局とまともにケンカして勝てる設備ではありませんから、この成績は大変すばらしいものだと思います。しかも実質は9日間での成績だそうです。
この好成績はもちろんご本人の運用技術と頑張りの賜物でしょうが、お使いになっている自作デルタループの威力もあるようです。デルタループをはじめとしたループアンテナはCondxの変化に強く、ダイポールに比べてもアンテナゲインがあるためローパワーの局にとっては強い味方です。
もちろん構造上トップヘビーになりやすく、強度を持たせた設計にしないと危ない欠点があります。それでも工夫するだけの価値があるアンテナだと思います。
私は18/21/28MHzではフルサイズの自作ダイポールをメインに使っています。これは、
・少々のことでは壊れないタフなアンテナ
・様々なシチュエーションでも張りやすいアンテナ
・なるべく軽いアンテナ
という要求を満たすようにするためで、もちろんバランはコアに同軸ケーブルを直接巻き付けるフローティングバランにして壊れにくくしています。ループアンテナに比べると性能は落ちますが、対国内では十分ですし、DX相手でも一工夫すれば性能を上げることができますから、無理をしないようにしています。
他にも釣竿アンテナを工夫している局などもおられ、アクティブな局ほど自分の運用スタイルにアンテナを合わせるようにこだわっているようです。以前とあるOMさんから「アンテナを見ればその人がよく分かる」とお聞きしたことがあります。なるほどそういうことなのかも知れませんね。
最近検索サイトからこちらにお越しの方で大手メーカー製のマルチバンドアンテナの型番でお越しの方が結構いるようです。いろんなバンドに手軽に出ることができるということでこの手のアンテナには根強い人気があるのですが、どっちつかずの中途半端なアンテナでDXにはあまり向きそうにないものも見受けられます。ご自身が何をやってみたいのか少し突き詰めて考えてみてからアンテナを決めてもいいのではないかと思います。
そうかもしれないですね。。。。当方は既製品のバランに、ホームセンターで一巻き100円の針金のDPです。知識無しのお金無しが分かります。グランドウエブでの交信は期待していないのと、仕事のついでが99%なので、これで良しと思っています。
Dループは飛行機の移動の際はちょっと荷物としては多き過ぎるようにも感じますが、それすらも自作でつなぐ方法を考えれば可能かとも感じました。
そうなんです。
アンテナをみるとその局がわかります⇒当局のいきあたりばったりの性格がアンテナで分かります。
私も国内向け3.5~28はフルサイズDPです。最初は国内向QRP仕様で十分と思いバランを含めて小型・軽量の5ワット運用限定でDPを作りました。
その後50ワット仕様のアンテナも欲しくなり4Band Delta Loopを作りました。
初めからよく考えれば良いのですが…。
いまはデルタルーブ二号を考え中(QSY簡単Version)です。
アマチュア的と言って 自己満足してますけど…。
同じ人でも運用スタイルは変遷してゆきますから、それに合わせるためにアンテナも変わってゆくのだろうと思います。ずれたらまたフィットさせればよいと思いますがいかがでしょうか?
自作に挑戦される局が少ないのですが、HEX-BEAMとかMOXONとかの変形2エレ八木ですとさらにゲインがありますので面白そうです。