3/19(土) 伊丹→鹿児島空港→鹿児島市内→日置市→鹿児島市内
ということで7時20分発のJAL2401便で鹿児島に向かいます。別にこの便でなくても構わない訳ですが安い便がこれだった、という次第。うちは伊丹空港が近いので早朝便でも問題ないです。
気になるのは昨夜からの雨。西にある鹿児島は上がるのが早く、もう雨は上がっているようです。
2401便もエンブラエルE70です。いよいよE70の胴体延長版であるE90が伊丹-鹿児島線に投入されます。E90にはリージョナル機では初のクラスJも設置されるそうです。しかも座席配置は1+2。1側を選ぶと絶対にお隣の人はいません。これは嬉しいかも知れませんね。
既に10月末までの航空券を予約しており、何便かはE90に当たっていますのでお試しでクラスJを取ってみました(毎年クラスJの無料券を何枚かもらうのでタダですHi)。楽しみです。隣に座る予定だったお客が一人だけ遅れ、5分遅れでの出発となりました。おかげで離陸待ちに巻き込まれさらに遅れそうです。
今日は雲で下は何も見えず、降下のときに桜島と新島がぼんやり見える程度でした。新島は無人島になったためJIAのリストから削除されました。もう行くことはないでしょうがやっぱり気になりますね。
定刻より10分ほど遅れて8時45分に鹿児島空港到着。鹿児島はもう雨が上がっていました。荷物を受け取ったら早々にバスに乗り込みましょう。
鹿児島市内行きのリムジンバスは鹿児島中央駅まで無停車のノンストップ、ノンストップと経路は同じながら途中の下伊敷バス停にも停車する伊敷経由、薩摩吉田ICから一般道経由となる吉野経由があります。伊敷経由はノンストップとほぼ変わらないので乗って構いませんが、吉野経由だと時間がかかるためパスしたほうがいいです。
吉野経由は県庁や鴨池港に行く場合には便利なのですが、それ以外はほとんど意義を見いだせないですね(ちなみにwikipediaはノンストップや伊敷経由が鴨池港に行くように書いていますが明らかに間違いです)。
予定していた8時50分発の伊敷経由には間に合わず、次の9時発は吉野経由でパスですから9時10分発のノンストップまで待たされることになりました。飛行機の隣にいた客のおかげでえらい迷惑です。しかもバスは補助椅子まで使う満席での出発になりました。
今日は鹿児島中央駅で下車し日置市に行ってみます。日置市へはJRの鹿児島本線で行くことができます。使わない荷物をコインロッカーに預けて駅の改札を抜けましょう。
九州新幹線が開業した際にJR九州は在来線を川内駅まで残し、川内から八代までは肥薩おれんじ鉄道という会社に切り離しました。なので直営路線となり、福岡で言えば福北ゆたか線と同じ車両が使われています。乗る予定だった列車には間に合わず、次は9時40分発と30分以上あります。仕方ないので観光案内所で市電の1日乗車券を買ったり、お土産屋さんをチェックして時間を潰しました。
2両の短い列車です。いわゆる水戸岡デザインですがメンテナンス難のデザインですから車内の汚れや傷みが目立っていました。4つ先の伊集院駅に到着。日置市役所が置かれ市の中心となっています。
日置市は鹿児島市の西隣にあり人口約5万人。旧日置郡の4町が合併し2005年に発足しています。東シナ海に面した日本三大砂丘の一つ吹上浜が有名で、歌手の長渕剛さん、中島美嘉さん、女優の稲森いずみさんなどの出身地です。
ホームから見える小高い丘は城山公園といい、今回の目的地です。ここには一宇治城があり、ザビエルが来日していた頃には島津氏の本拠となっていました。しかしながらその後島津氏の本拠は鹿児島市に移され「鹿児島の中心になり損ねた町」です。伊集院は桜島から十分離れており影響はほとんどないのですが、奄美や琉球との交易に便利な港町の鹿児島には利便性で太刀打ちできなかったのでしょうね。島津氏といえば勇猛果敢で知られますが、領国経営も巧みだったようです。
地図で調べた際には公園の手前にコンビニがあるはずでしたが、残念ながら閉店しており昼食の調達ができませんでした。お腹がすいたら引き上げになりそうです。
少し急な坂を上り城山公園に到着。伊集院の町がよく見えます。
いい具合に誰も来ない広場があります。
今日は予定よりかなり遅れたためまずは18MHz、呼ばれなくなれば7MHzに出てみるつもりです。
18MHzのアンテナを張り11時20分にスタートです。今日は短時間なので補助バッテリは使わず11000mAHのバッテリのみです。時間が短いからフルパワーで使ってもいいくらいです。
18MHzは7と8エリアがオープン。かなり強力でフルパワーでなくても十分59+です。オープンしているエリアが微妙に振れてはゆくものの、強いことに変わりはないです。
1時間ほどオープンして誰も呼んでこなくなりましたから7MHzにQSY。近距離のみかと思いきや意外や意外3~5エリアが強かったです。でも逆に6エリアがほとんど聞こえてきません。スキップしているようですね。「日置はあまり聞かないですね」といわれる方も多く、これは穴場を引き当てたのかも知れませんね。
それにしてもお腹が減ってきました。鹿児島中央駅でおにぎりでも買えばよかったですね・・・7MHzにQSYして1時間で呼ばれなくなったのでここで終了としました。
伊集院から引き上げましょう。駅前のコンビニで食べ損ねのお昼におにぎりを買って食べておきました。あとは伊集院名物の伊集院まんじゅうを買ってみました。伊集院の駅近くでも何軒かのお店があります。
伊集院まんじゅうはこんな感じ。米粉と砂糖をお湯で練った生地に白あんを入れた餅菓子で、島津氏の家紋である丸に十があしらわれています。餅とり粉が大量にまぶされていました。
鹿児島中央に戻ってきました。宿に荷物を預けます。昨年9月と同じ天文館のセントコスモです。
身軽になったので明日必要な物の買い物がてら天文館付近を散策してみましょう。新幹線の開通にあわせて鹿児島中央駅付近が再開発されましたが、今なお天文館付近に商店や飲食店が集まっています。
昼食が中途半端だったので「うなぎの末よし」でウナギにしました。鹿児島でウナギ?と思われるかも知れませんが、実はウナギ養殖が盛んだそうで良質のウナギが手に入るそうです。鹿児島らしい濃厚な甘みのタレでした。
食後は散歩してみます。以前にも触れましたが百貨店の山形屋のそばにはごく短い距離ながら国道58号線があります。明日訪れる予定の種子島や奄美大島を経由し沖縄の那覇市に達する路線です。道ばたには朝ドラで一躍有名になった「五代さま」こと五代友厚の像があり、朝ドラでのブームで訪れる人が急増したとのこと。以前は誰も気を留めてなかったですもんね。
大阪から無私の経済人が現れず、サントリーや吉本興業など多くの企業が拠点を東京に移してゆく現状を五代さんはどう見ているでしょうね。若い人の起業も福岡に比べると非常に少ないですよね。
五代友厚像の他にも市内には島津斉彬や西郷隆盛をはじめとした維新・明治期の元勲たちの銅像が数多くあります。鹿児島の人は銅像が好きなのでしょうかね?
#あ、折田先生像の折田先生も鹿児島出身でしたねHi
日が暮れましたから飲みに行きましょう。いつもの「礎」に。お店に入ったらマスターが早速「うまい焼き芋焼酎が入ってるよ」と「みとら」というラベルのかわいい焼酎を出してくれました。香りのバランスがよくおいしい焼酎です。マスターには顔を覚えてもらったようで、ピンポイントでいい焼酎を出してくれます。「みとら」はあとで調べてみたら田崎酒造という蔵元の酒で、杜氏が気に入ったタンクの酒だけを「みとら」に仕上げて出荷するそうです。なので同社のHPには出ていないようですね。
その後は満席に。マスターも大忙しで大変そうでした。
本日は7MHzで35局、18MHzで19局の計54局でした。日置市は意外とアクセスがよく、今後も何らかのタイミングで狙ってみたいと思います。
ということで7時20分発のJAL2401便で鹿児島に向かいます。別にこの便でなくても構わない訳ですが安い便がこれだった、という次第。うちは伊丹空港が近いので早朝便でも問題ないです。
気になるのは昨夜からの雨。西にある鹿児島は上がるのが早く、もう雨は上がっているようです。
2401便もエンブラエルE70です。いよいよE70の胴体延長版であるE90が伊丹-鹿児島線に投入されます。E90にはリージョナル機では初のクラスJも設置されるそうです。しかも座席配置は1+2。1側を選ぶと絶対にお隣の人はいません。これは嬉しいかも知れませんね。
既に10月末までの航空券を予約しており、何便かはE90に当たっていますのでお試しでクラスJを取ってみました(毎年クラスJの無料券を何枚かもらうのでタダですHi)。楽しみです。隣に座る予定だったお客が一人だけ遅れ、5分遅れでの出発となりました。おかげで離陸待ちに巻き込まれさらに遅れそうです。
今日は雲で下は何も見えず、降下のときに桜島と新島がぼんやり見える程度でした。新島は無人島になったためJIAのリストから削除されました。もう行くことはないでしょうがやっぱり気になりますね。
定刻より10分ほど遅れて8時45分に鹿児島空港到着。鹿児島はもう雨が上がっていました。荷物を受け取ったら早々にバスに乗り込みましょう。
鹿児島市内行きのリムジンバスは鹿児島中央駅まで無停車のノンストップ、ノンストップと経路は同じながら途中の下伊敷バス停にも停車する伊敷経由、薩摩吉田ICから一般道経由となる吉野経由があります。伊敷経由はノンストップとほぼ変わらないので乗って構いませんが、吉野経由だと時間がかかるためパスしたほうがいいです。
吉野経由は県庁や鴨池港に行く場合には便利なのですが、それ以外はほとんど意義を見いだせないですね(ちなみにwikipediaはノンストップや伊敷経由が鴨池港に行くように書いていますが明らかに間違いです)。
予定していた8時50分発の伊敷経由には間に合わず、次の9時発は吉野経由でパスですから9時10分発のノンストップまで待たされることになりました。飛行機の隣にいた客のおかげでえらい迷惑です。しかもバスは補助椅子まで使う満席での出発になりました。
今日は鹿児島中央駅で下車し日置市に行ってみます。日置市へはJRの鹿児島本線で行くことができます。使わない荷物をコインロッカーに預けて駅の改札を抜けましょう。
九州新幹線が開業した際にJR九州は在来線を川内駅まで残し、川内から八代までは肥薩おれんじ鉄道という会社に切り離しました。なので直営路線となり、福岡で言えば福北ゆたか線と同じ車両が使われています。乗る予定だった列車には間に合わず、次は9時40分発と30分以上あります。仕方ないので観光案内所で市電の1日乗車券を買ったり、お土産屋さんをチェックして時間を潰しました。
2両の短い列車です。いわゆる水戸岡デザインですがメンテナンス難のデザインですから車内の汚れや傷みが目立っていました。4つ先の伊集院駅に到着。日置市役所が置かれ市の中心となっています。
日置市は鹿児島市の西隣にあり人口約5万人。旧日置郡の4町が合併し2005年に発足しています。東シナ海に面した日本三大砂丘の一つ吹上浜が有名で、歌手の長渕剛さん、中島美嘉さん、女優の稲森いずみさんなどの出身地です。
ホームから見える小高い丘は城山公園といい、今回の目的地です。ここには一宇治城があり、ザビエルが来日していた頃には島津氏の本拠となっていました。しかしながらその後島津氏の本拠は鹿児島市に移され「鹿児島の中心になり損ねた町」です。伊集院は桜島から十分離れており影響はほとんどないのですが、奄美や琉球との交易に便利な港町の鹿児島には利便性で太刀打ちできなかったのでしょうね。島津氏といえば勇猛果敢で知られますが、領国経営も巧みだったようです。
地図で調べた際には公園の手前にコンビニがあるはずでしたが、残念ながら閉店しており昼食の調達ができませんでした。お腹がすいたら引き上げになりそうです。
少し急な坂を上り城山公園に到着。伊集院の町がよく見えます。
いい具合に誰も来ない広場があります。
今日は予定よりかなり遅れたためまずは18MHz、呼ばれなくなれば7MHzに出てみるつもりです。
18MHzのアンテナを張り11時20分にスタートです。今日は短時間なので補助バッテリは使わず11000mAHのバッテリのみです。時間が短いからフルパワーで使ってもいいくらいです。
18MHzは7と8エリアがオープン。かなり強力でフルパワーでなくても十分59+です。オープンしているエリアが微妙に振れてはゆくものの、強いことに変わりはないです。
1時間ほどオープンして誰も呼んでこなくなりましたから7MHzにQSY。近距離のみかと思いきや意外や意外3~5エリアが強かったです。でも逆に6エリアがほとんど聞こえてきません。スキップしているようですね。「日置はあまり聞かないですね」といわれる方も多く、これは穴場を引き当てたのかも知れませんね。
それにしてもお腹が減ってきました。鹿児島中央駅でおにぎりでも買えばよかったですね・・・7MHzにQSYして1時間で呼ばれなくなったのでここで終了としました。
伊集院から引き上げましょう。駅前のコンビニで食べ損ねのお昼におにぎりを買って食べておきました。あとは伊集院名物の伊集院まんじゅうを買ってみました。伊集院の駅近くでも何軒かのお店があります。
伊集院まんじゅうはこんな感じ。米粉と砂糖をお湯で練った生地に白あんを入れた餅菓子で、島津氏の家紋である丸に十があしらわれています。餅とり粉が大量にまぶされていました。
鹿児島中央に戻ってきました。宿に荷物を預けます。昨年9月と同じ天文館のセントコスモです。
身軽になったので明日必要な物の買い物がてら天文館付近を散策してみましょう。新幹線の開通にあわせて鹿児島中央駅付近が再開発されましたが、今なお天文館付近に商店や飲食店が集まっています。
昼食が中途半端だったので「うなぎの末よし」でウナギにしました。鹿児島でウナギ?と思われるかも知れませんが、実はウナギ養殖が盛んだそうで良質のウナギが手に入るそうです。鹿児島らしい濃厚な甘みのタレでした。
食後は散歩してみます。以前にも触れましたが百貨店の山形屋のそばにはごく短い距離ながら国道58号線があります。明日訪れる予定の種子島や奄美大島を経由し沖縄の那覇市に達する路線です。道ばたには朝ドラで一躍有名になった「五代さま」こと五代友厚の像があり、朝ドラでのブームで訪れる人が急増したとのこと。以前は誰も気を留めてなかったですもんね。
大阪から無私の経済人が現れず、サントリーや吉本興業など多くの企業が拠点を東京に移してゆく現状を五代さんはどう見ているでしょうね。若い人の起業も福岡に比べると非常に少ないですよね。
五代友厚像の他にも市内には島津斉彬や西郷隆盛をはじめとした維新・明治期の元勲たちの銅像が数多くあります。鹿児島の人は銅像が好きなのでしょうかね?
#あ、折田先生像の折田先生も鹿児島出身でしたねHi
日が暮れましたから飲みに行きましょう。いつもの「礎」に。お店に入ったらマスターが早速「うまい焼き芋焼酎が入ってるよ」と「みとら」というラベルのかわいい焼酎を出してくれました。香りのバランスがよくおいしい焼酎です。マスターには顔を覚えてもらったようで、ピンポイントでいい焼酎を出してくれます。「みとら」はあとで調べてみたら田崎酒造という蔵元の酒で、杜氏が気に入ったタンクの酒だけを「みとら」に仕上げて出荷するそうです。なので同社のHPには出ていないようですね。
その後は満席に。マスターも大忙しで大変そうでした。
本日は7MHzで35局、18MHzで19局の計54局でした。日置市は意外とアクセスがよく、今後も何らかのタイミングで狙ってみたいと思います。