JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

京都衣笠御朱印巡り②

2023-12-21 | 御朱印めぐり
京都衣笠の御朱印巡り、後半です。龍安寺を目指します。

石庭で知られる龍安寺は1450年に細川勝元が創建した臨済宗妙心寺派のお寺です。妙心寺の塔頭(境外塔頭)です。細川勝元は応仁の乱では東軍総大将であったため、1462年には西軍に攻撃され焼失、1488年から再建されています。

明治になって衰退し、襖絵を売って資金を得たとの記録があります。この襖絵は持ち主を転々とし、九州の炭鉱王伊藤伝右衛門も手にしていたとされますが伊藤も没落し散逸、一部はアメリカのメトロポリタン美術館などに収蔵されています。

ということで方丈の襖絵は1958年に皐月鶴翁が北朝鮮の金剛山を描いたものがありましたが、2023年に元首相の細川護熙の描いた龍図に変更されています。細川護熙は肥後細川家の末裔ですが、細川家本流の京兆家当主であった細川勝元とは直接の関係はないようです。京兆家は福島県の三春藩の家臣となり存続しています。

こちらが石庭です。

龍安寺はこれだけ見て終わりにせず、ぜひ池のまわりも歩いてみてください。

龍安寺の御朱印です。


今回の御朱印情報です。
熊野神社衣笠分社 1種を社務所で授与。
等持院      1種を拝観受付で授与。
龍安寺      限定御朱印含め数種を本堂で授与。
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