京都西陣・桜＆御朱印巡り②

京都西陣の桜＆御朱印巡りの続きです。

「茶ろん たわらや」からすぐに本法寺です。以前にもライトアップでご紹介した日蓮宗の大本山です。

こちらは少し咲いていました。

本法寺は重要文化財に指定されている長谷川等伯の大涅槃図で知られます。先の「京の冬の旅」でも展示されていますが、京の冬の旅を含め通常展示されるのは複製画です。ところがこの１ヶ月だけ（今年は3/26～4/21）は真筆が展示されるのです。今回初めて真筆を見ましたが、400年前のものとは思えない状態の良さです。お寺の方に聞いてみたら修復の記録がなくオリジナルのままではないか、とのこと。

同じく「京の冬の旅」で公開された転法輪寺の大涅槃図は江戸時代の作ですが、それでも傷みがあり先年修復されています。なのでこの状態の良さは驚きです。

このほか本阿弥光悦作の「巴の庭」を鑑賞できます。


本法寺の境内にこのような掲示が。塔頭の尊陽院の御朱印の案内です。

以前は細々やっていた感じでしたが、最近は積極的にされているようです。


最後は水火天満宮です。

こちらもしだれ桜が見頃です。提灯に明かりがともっていい感じです。御朱印をお願いする人が途切れず17時過ぎでも社務所を開けて対応していました。


西陣には他にもたくさんのお寺があり、歩いて回ることができます。外国人観光客が少ないこともあって桜を見るにはいいエリアだと思います。


今回の御朱印情報です（朱印料は特記ない限り300円）。
知恩院　　　３種を朱印所で授与。限定御朱印は公式サイトで確認を（書き置きのみ）。オリジナル御朱印帳あり。
上品蓮台寺　１種を庫裏で授与。
妙蓮寺　　　１種を庫裏で授与。山門に「御朱印」の張り紙があります。
本法寺　　　３種を拝観受付で授与。オリジナル御朱印帳あり。
尊陽院　　　３種を庫裏で授与。
水火天満宮　１種を社務所で授与。