[北海道エアシステムがATR42を発注]
JAL系で北海道のコミューター路線を運航している北海道エアシステム(HAC)がプロペラ機SAAB340(3機)の後継としてATR42を発注することになりました。2020年から運航開始予定です。
HACは重整備を同じJAL系の日本エアコミューター(JAC)に委託しており、JACがATR42を既に導入していることからATR42の導入は確実とみられていました。
現在JACとHACはSAAB3401機を共通事業機にしており、HACの路線を運休することなく運航できる体制ができていますが、これも引き継がれるものとみられます。JACは同じATR42を使用する天草エアラインとの間でも共通事業機を運用しており、JALグループではJACをハブにしたATR42での協力体制が完成します。
[全日空の787に1,000便近い欠航が発生]
全日空のボーイング787が使用しているロールスロイス製エンジンの不具合を改善するため787型機で運航する国内線に7/6から欠航が発生しています。8月のお盆明けまで続く見込みで累計で1,000便近い欠航が生じる見込みです。この欠航は秋以降も続く可能性があるようです。
JALの787型機はGE社製エンジンを採用しており今回の問題による欠航便は生じないとのことです。
欠航になった際は運賃種別に関わらず無手数料で前後の便に振り替えができますのでお早めに手続きをされることをお勧めします。また全日空の欠航便を救済するため該当便に近い時間帯にJALが臨時便を飛ばしている模様です。運航が決まり次第随時追加されJALのホームページで予約を受け付けているようですのでチェックしてみてください。
[福岡空港の着陸ルート変更を検討へ]
LCCや海外航空会社の就航が相次ぎ混雑の激しい福岡空港では2本目の滑走路の建設が予定されていますが、完成時に着陸ルートを変更し発着回数を増やせないか検討が行われる模様です。
具体的には冬に多い北風の場合のルートで、現在は博多湾から天神の上空を通過し急カーブで春日市に入り手動操縦で南側から滑走路に着陸していますが、これを久留米市上空から緩やかに着陸するコースに変えるそうで、自動操縦が可能になることから着陸間隔を詰めることができ、年間の発着回数を増やすことができる、とされています。
しかしながらルート上の久留米市・小郡市などでは騒音被害が出る可能性がありこれらの自治体との協議が必要になります。
[JRバス関東が2階建てバスの導入を再開]
JR東日本の子会社であるJRバス関東が高速バス用として2階建てバスの導入を再開することになりました。2010年以来途絶えていましたが7/14より新車が投入されました。
今回導入されたのはスウェーデンのスカニア社製アストロメガで、通常車両の5割増しとなる58人を運ぶことができます。ひとまずバスタ新宿-TDR間で運行し、実績を見て中長距離路線に投入する予定とのことです。
バスの運転手確保が難しくなってきている中で一度に多くの乗客を運ぶことができることから2階建てバスは貴重な戦力ですが、国内では三菱ふそうのエアロキングが製造中止となって以来2階建てバスの製造が途絶えており、海外製で日本の道路事情に適合するアストロメガに白羽の矢を立てたようです。
JAL系で北海道のコミューター路線を運航している北海道エアシステム(HAC)がプロペラ機SAAB340(3機)の後継としてATR42を発注することになりました。2020年から運航開始予定です。
HACは重整備を同じJAL系の日本エアコミューター(JAC)に委託しており、JACがATR42を既に導入していることからATR42の導入は確実とみられていました。
現在JACとHACはSAAB3401機を共通事業機にしており、HACの路線を運休することなく運航できる体制ができていますが、これも引き継がれるものとみられます。JACは同じATR42を使用する天草エアラインとの間でも共通事業機を運用しており、JALグループではJACをハブにしたATR42での協力体制が完成します。
[全日空の787に1,000便近い欠航が発生]
全日空のボーイング787が使用しているロールスロイス製エンジンの不具合を改善するため787型機で運航する国内線に7/6から欠航が発生しています。8月のお盆明けまで続く見込みで累計で1,000便近い欠航が生じる見込みです。この欠航は秋以降も続く可能性があるようです。
JALの787型機はGE社製エンジンを採用しており今回の問題による欠航便は生じないとのことです。
欠航になった際は運賃種別に関わらず無手数料で前後の便に振り替えができますのでお早めに手続きをされることをお勧めします。また全日空の欠航便を救済するため該当便に近い時間帯にJALが臨時便を飛ばしている模様です。運航が決まり次第随時追加されJALのホームページで予約を受け付けているようですのでチェックしてみてください。
[福岡空港の着陸ルート変更を検討へ]
LCCや海外航空会社の就航が相次ぎ混雑の激しい福岡空港では2本目の滑走路の建設が予定されていますが、完成時に着陸ルートを変更し発着回数を増やせないか検討が行われる模様です。
具体的には冬に多い北風の場合のルートで、現在は博多湾から天神の上空を通過し急カーブで春日市に入り手動操縦で南側から滑走路に着陸していますが、これを久留米市上空から緩やかに着陸するコースに変えるそうで、自動操縦が可能になることから着陸間隔を詰めることができ、年間の発着回数を増やすことができる、とされています。
しかしながらルート上の久留米市・小郡市などでは騒音被害が出る可能性がありこれらの自治体との協議が必要になります。
[JRバス関東が2階建てバスの導入を再開]
JR東日本の子会社であるJRバス関東が高速バス用として2階建てバスの導入を再開することになりました。2010年以来途絶えていましたが7/14より新車が投入されました。
今回導入されたのはスウェーデンのスカニア社製アストロメガで、通常車両の5割増しとなる58人を運ぶことができます。ひとまずバスタ新宿-TDR間で運行し、実績を見て中長距離路線に投入する予定とのことです。
バスの運転手確保が難しくなってきている中で一度に多くの乗客を運ぶことができることから2階建てバスは貴重な戦力ですが、国内では三菱ふそうのエアロキングが製造中止となって以来2階建てバスの製造が途絶えており、海外製で日本の道路事情に適合するアストロメガに白羽の矢を立てたようです。