ハムフェア2016レポート②

企業スペース
企業スペースは八重洲とアイコムの一騎打ちでしたが、その辺は多くのレポートが出ているはずなので他局に譲りたいと思います。

まずは第一電波から。第一電波は参考出品が中心でした。

よくあるマルチバンドGPに先割れのダイポールなど。全く新味がありませんがいずれも「参考出品」とのこと。小改良と値上げのための型番変更を繰り返しながら連綿と生き残っていますね。

ただこれらのアンテナを支える伸縮ポールが6mでした。伸縮ポールは4.5mがスタンダードですが、より飛びの優れた6mへシフトしてゆくかも知れませんね。


カーボン素材のモービルホイップを何点か展示しています。

従来のステンレスに比べさらに錆びにくいのかも知れませんが、飛びとして大きく変わることはないと思われます。モービルホイップのエレメント構成は出尽くしており、新たな技術が出てくるわけではないのでこういった素材面でのアピールなどになってしまいます。


自社スペースではなくJAIAコーナーでの展示になっているコメットは350MHz帯のコーリニアを参考出品しているのが目を引く程度です。

コーリニアっていい技術なのにメーカーはあまり手を出してきませんね。作るのが大変なのでしょうか？

新製品の開発ペースを見るとコメットの現状が透けて見えますよね。コメット製品に限りませんが、必要なものは自主的にストックしておくのがいいと思います。


このほか電子申請道場をやっていました。

若い人が訪れており、どんどん利用すればいいのではないかと思います。

賑やかなのはこの辺でした。

販売コーナーが人気のようでした。また赤いのぼり旗のみえる「モリ」が当日会場入り口付近でうちわを配っており、宣伝インパクトが大きかったように感じました。


次はクラブ展示をご紹介したいと思います。