JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

沖縄移動運用報告⑤

2015-06-08 | 移動運用結果報告
5/25(月)伊平屋→運天港→名護→北中城→那覇
今日は午前中伊平屋島からQRVし、昼の船で運天港に戻る予定でした。ところが運天港工事のため伊平屋発のフェリーも時刻変更されており90分遅れの14時30分出航となっています。

この便に乗ると運天港でのやんばる急行バスの接続がありません。雨も続くため思い切って9時半の船で島を出ることとしました。高速バスは途中北中城村の喜舎場を通過しますから、午前中に島を出れば午後は北中城村からQRVできます。


朝食は出してもらえたので食べて早々に宿を引き払いました。まだ8時なので少しだけQRVできる時間があります。

前泊港近くからQRVしてみましょう。場所は役場の裏手にある公園です。こちらは伊平屋村役場。明日は健康診断の日だそうです。

虎の頭に似た「虎頭岩」のふもとで、遊具の下に潜り込めば雨をよけられそうです。

遊具から18MHzのアンテナを張り8時30分にスタート。この時間でも18MHzが開いています。朝からオープンしてますからこの先50MHzなんかもオープンが期待できるかも知れません。晴れていれば・・・と思うと惜しいですね。

途中から風が出てきて機材を何とか傘で守っての状態です。短時間のQRVなので何とかしのげますが、長時間は厳しいです。

終了時間となりましたので終了し雨の中片付けました。伊平屋島からは18MHzで37局でした。役場の隣が郵便局ですので風景印を押してもらってから前泊港に向かいました。

最後にターミナルでお土産を買いましょう。島の特産はモズクなのでモズク製品がたくさんあります。桃屋の「ごはんですよ」に似たモズクの佃煮と黒糖キャラメルケーキを購入。島の黒糖を使って島で作ったパウンドケーキで、島民がお土産にまとめ買いしていました。何とか最後の1箱をゲット。

いへやIIIに乗船しました。帰りも座敷を確保できました。

出航後外のデッキで先ほどまで使った機材をタオルで拭いておきました。機材整備が終わり、雨もほぼやんだのでFT-817とロッドアンテナを取り出し再びデッキに出てワッチ。やはり50MHzがオープンしているようです。

FT-817の放熱板部分をフェリーのステンレス製の手すりに当てるとSがぐんと上がります。この状態で試しにCQを出してみるとなんと59のレポートが返ってきました。フェリーいへやIIIの船上から50MHzで5局でした。アースさえしっかり取れればEsで使えるんですね。驚きです。

その後また雨になり終了。座敷で寝ておきます。


10時50分に運天港到着。やんばる急行バスの接続がなく運天港で客待ちしていたタクシーに乗って名護バスターミナルまでタクシーで行くことにしました。名護から111番高速バスに乗るつもりです。

タクシーの運転手さんと話をしていたら「伊平屋の人は島を出て学校の先生になる人が多いんですよ」とのこと。確かに島のコミュニティバスはボロボロなのに小学校のスクールバスはきれいでした。教育に力を入れていて観光にはあまり力を入れていないのでしょうね。

名護バスターミナルに到着。次の111番は11時45分発です。少し時間がありますから名護バスターミナルを見てみましょう。

こちらは構内食堂。店内で弁当も売っていますので時間がない場合も便利です。タコライスならぬコッペパンにタコミートと野菜を挟んだタコスサンドが美味しそうでした。沖縄らしい弁当が350円でしたのでこれを購入。ちなみに店内でお弁当を食べてもいいそうです(水等はサービス)。

見たことのない系統のバスが並んでいます。これらは北部支線といい、中南部よりも本数が少なくダイヤを把握していないと乗りづらい路線です。北部の架橋離島へのリクエストも多いのでいずれ乗りたいと思います。

あ、沖縄のバスは現在急速に近代化が進んでおり、OKICAの導入にあわせ運賃表示器が一斉に液晶パネル化されました。

さらにはこのように行き先表示器がフルカラー化されたバスも出現しています。ただ経由地の表示数が大胆に削られており、この120番ですと「ムーンビーチ」などが削られて経由地が分かりにくくなっています。

一括交付金を活用した新車も続々入っており、ボロばっかりだった沖縄のバスもかなり変わってきました。


111番高速バスが来ました。4社が担当しており、この便は琉球バスが運行しています。お客3人を乗せて発車。北中城の喜舎場までは1時間少々です。雨は上がりました。

バスは許田から沖縄道に入り、宜野座や金武などのICからこまめに外に出てIC外のバス停に停車します。なのに全然お客が乗ってきません。時間の無駄が多いですよね。現在の30分に1本で維持するなら1本おきに速達便を作ってもいいのではないでしょうか。喜舎場までの間で途中乗車したのは沖縄南での1人だけでした。



喜舎場で下車し、いつもの若松公園に向かいます。雨は上がっており有り難いです。

到着後ロッドアンテナでざっと聞いてみると50は開いておらず、18/21もあまり聞こえません。あまり開いていないのかも知れません。

それでも50MHzが開いたときのために50MHzのアンテナを組み立て、21MHzと一緒に上げておきます。50はダメっぽいのでまずは21MHzで13時30分に再スタートです。

他局が聞こえない21MHzでしたが、どうやら本土が開いているようで先方からも「CADさんだけ聞こえてます」とのこと。クラスタに載せて頂くとペースが上がってきました。60QSO/h前後で8エリアから6エリア本土までよく開いています。やはり北中城とは相性がよいようです。

私は「中頭郡北中城村」をスムースに言えるようになりましたが本土の相手局は皆さん苦労されるようです。中城村と間違う局も後を絶ちませんし、極端な例ですと「ちゅうとうぐん きたちゅうじょうむら」と言っていた局もいましたHi

とはいえ言いにくいので相手が沖縄の人の場合は現地の人と同じように「きたなか」で通しています。


1時間ほどで一区切りとなり18/50MHzの組み合わせに変更です。どうやら50MHzも開いてきたようで、途中で50MHzにQSYして少し呼ばれました。1エリア付近のみのオープンでした。ここまでワッチした範囲では安定したオープンに一度も巡り会えていません。

18MHzに復帰し残り一頑張りです。こちらもほぼ全国開いているのでペースがいいです。10分少々でログが1ページ埋まります。


帰りのやんばる急行バスが喜舎場を発車するのは16時36分。バッテリが尽きてきたこともあり15時45分で北中城を終了します。2時間ほどながら18MHzで58局、21MHzで78局、50MHzで11局の計147局でした。北中は毎回たくさん呼ばれるのでありがたいです。


喜舎場からバスに乗りました。帰りも中国人など結構な数のお客さんが乗っています。完全に定着したようですね。バスを古島駅で降りてゆいレールで定宿に到着。


まだ時間があるので牧港のブルーシールに行ってみましょう。

夕方の帰宅ラッシュ時間ですがこの時間国道58号線にはバスレーン規制があり、バスは渋滞に巻き込まれないためへたすれば昼間よりも早く牧港に着きます。快適です。

直営店の牧港ですとセットではなく自分で好きなアイスを好きな個数で選んで発送できますのでバナナスザンナとかを多めに発送しました。

お店ではマンゴタンゴを食べてみます。マンゴーにバニラを合わせたフレーバーでこれもおいしいです。


牧港から戻り、沖映通りのジュンク堂で本を探します。沖縄の出版社が出す本は本土ではなかなか買えないためいいチャンスです。沖縄教販の「うちな」みたいな情報誌もあれば沖縄経済や民間信仰を取り上げた硬派な本まで様々な本が揃っています。

ジュンク堂は外国人客がいないのですが、国際通りに出るとBY・BV・HLの観光客がやたら多いです。なんか全然変わってしまいました。


もちろん今夜も白ヒゲのおじさんの店です。今日は月曜でお客さんが少なく、早めにお店を閉めてゆんたくとなりました。


本日は伊平屋・北中城あわせて18MHzで95局、21MHzで78局、50MHzで16局の計189局でした。ありがとうございました。
コメント
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