[スカイマークが関西空港撤退と新石垣就航を発表]
スカイマークが関西空港発着の那覇線・新千歳線を今年3月末で撤退し、関西での発着を神戸に絞り込むようです。同社の関西空港路線は大手2社に加えLCCとも競合しており立ち位置が中途半端なためいずれの路線も搭乗率が40%台に低迷していました。
一方で那覇-新石垣線に4月(4/20)から新規参入するようです。この路線への新規参入は那覇空港ビル会社を一方的に悪者扱いして参入を撤回していました。実際のところ本土との直行便を飛ばす大手2社に対抗できず利用が見込めないとの経営判断であったと考えられています。
しかしながら、
関空発着路線が壊滅的状況で撤退
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飛行機が余るのでどこかで飛ばさないといけない
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そんなに利用が見込めないけど石垣にでも飛ばすか
ってところなんでしょうね。
八重山の地元メディアは歓迎の論調ですが、この会社はいつ方針が変わるか分からないので過度に期待しすぎない方がいいのではないかと思います。
[ゆいレールが3日乗車券を廃止]
沖縄のゆいレールはこれまで販売していた3日乗車券を廃止しました。既に販売した分は引き続き使用でき、無手数料での払い戻しにも応じるそうです。
ゆいレールのフリー乗車券は1日~3日まであり、昨年の運賃値上げの際に暦日だった日付のカウントが「最初に改札を通ってから24時間×日数」という形に変更されました。比較的ポピュラーな2泊3日での滞在の場合今までなら3日乗車券が必要でしたが、日程によっては2日乗車券で済み、3日乗車券の販売数が減っていたそうです。
ちなみに1日乗車券は600円、2日が1,000円、3日が1,400円で3日が一番割安でした。ちょっと残念ですね。
[伊平屋村でコミュニティバスを運行]
沖縄北部の伊平屋島(島尻郡伊平屋村)ではコミュニティバスの運行を始めたそうです。運賃は100円で船の発着に合わせて運転する便もあり、便利になりました。
伊平屋村と隣接する伊是名村とは沖縄本島北部の運天港から船で渡りますが、運天港のアクセスが悪くどちらも観光客が伸び悩んでいます。公営渡船は赤字続きで両村の財政にも悪影響が出ていることから、運天港でのターミナル運営を一本化したり、航路の統合なども視野に検討を始めているようです。