昨年自作した13.2V 11000mAHのバッテリによってFT-817とHL-45Bの両方を動かすことができるようになりました。しかしながら運用時間が十分に確保できない場合があり、強化したい点として残っています。
そこで実際の製作を交えてレポートします。
[現状の整理]
現在のシステムにおける電源回りの図を作りました。
11000mAHのバッテリだけでなく、FT-817の内蔵バッテリを併用することで運用時間の延長を図ることができます。併用によって出力を30Wに落とせば4.5時間前後のQRVが可能ですからかなり使えると思います。
出力が30Wに落ちることに対し抵抗を感じる方がいるかも知れませんが、45Wが本気で必要なのはDX相手のパイルか50MHzでカスカスの相手とQSOするとき程度に限られます。通常の国内相手なら30Wに出力を落としても実用上問題はなく使えます。
しかしながら30Wに落としても4.5時間という運用時間は少々中途半端です。朝9時にスタートしてバッテリが尽きるのが13時30分頃。もう少し時間が欲しいところです。できれば東京コンテストの6時間をフルに戦えるように強化したいところです。