JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2012-01-26 | シャック便り

[オリエンタルエアブリッジが新機種を検討?]

長崎県の地域航空会社であるオリエンタルエアブリッジはボンバルディア社のDHC-8-200型を2機体制で運航していますが、ここに来て故障が多くなり、稼働率の低下に悩まされています。

DHC-8-200型は日本の旅客航空会社では同社のみが保有しています。200型は既に生産が打ち切られているため同じ機種での更新は困難で、株主である長崎県は機種の入れ替えについて検討を始めた模様です。しかしながらフォッカーやサーブなどプロペラ機のメーカーが次々と倒産・撤退し、日本では実績のないヨーロッパのATR72くらいしか選択肢がないのが実情で、サポート体制などでかなりのリスクを背負うことになります。

DHC-8-200は導入から約10年です。これで老朽化が問題になるんですからDHC-8-400なんかも先は長くないのでしょうね。受注が伸び悩み、とても商業ベースに乗らないと噂されるジェット機のMRJなんかを開発するのならプロペラ機の開発でもした方がまだ採算に乗ったのではないでしょうか。

  

[神新汽船がホームページを公開]

東海汽船系で静岡県の下田から利島・新島・式根島・神津島を回る神新汽船がホームページを公開しました。今までは東海汽船のホームページでダイヤや運賃を調べることができましたが、就航船「あぜりあ丸」の案内や手回り品の料金など細かい情報までは分かりませんでした。新しくできたホームページではこれらが明記されており便利だと思います。

 

[東海汽船かめりあ丸代替船は三菱重工に発注]

老朽化の著しい東海汽船の「かめりあ丸」を代替するための新造船は三菱重工に発注することとなったそうです。価格は当初より2億安い51億円だそうです。

東海汽船では「さるびあ丸」が三菱重工下関で建造されていますから、大型客船は三菱重工で統一されるみたいですね(かめりあ丸は内海造船でした)。

 

[神戸電鉄粟生線の存廃判断は先送りに]

2011年中の決着を目指していた神戸電鉄粟生線の存廃問題は12月末の会合でも決着が付かず先送りされました。現状の大きな問題は神戸市と(神戸電鉄の親会社である)阪急阪神ホールディングスの対応が明らかになっていないことで、この両者に対し負担が求められているもの推測されます。加えて三木市は存続支援の前提として神戸電鉄の役員報酬削減を要求していますが、神戸電鉄は態度を明らかにしていません。

今月中の判断と言われていますが、なお流動的であるようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする