JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

第一電波工業・Radixの新製品情報

2010-04-26 | JF4CAD技研

第一電波工業から新製品として144/430MHz用八木アンテナA1430A7が発売されます。

 

メーカーの説明では「7エレ」とありますが、144MHzは3エレ・430MHzは4エレのデュアルバンドというのが正しいようです。八木ですのでコンパクトながらゲインがあり、144MHzで7.5dBi、430MHzで9.3dBiとのことです。重量は0.95kgですから移動用にも十分ですね。

コメットのCYA2375(こちらは144が3エレで7.6dBi・430が5エレで9.5dBi)の対抗品のようです。八木の場合はブーム長がゲインに効いてきますので、最適化された4エレとそうでない5エレではそんなにゲインが違わないこともあり得ます。この2つの製品、性能差以上に実売価格で差が出ているようで、A1430A7の実売価格は1.4万円を切る模様です。CYA2375は現在のところ2万円前後ですから、かなりの価格差ですね(CYA2375も実売を下げてくるかも知れませんが差が大きいですね)。

初心者の方で144/430の両バンドで移動運用を楽しんでみたいという方には向きでしょうね。特にFMだとQRMを避けることができ便利だと思います。なおこのタイプではコメットから144MHzが5エレで10.8dBi・430MHzが11エレで12.0dBiのCYA25711も出ています。こちらの実売は3.5万円前後です。

 

また、Radixから新製品としてハイバンド用フルサイズHB9CV「RY-172FA」「RY-122FA」「RY-102FA」が発表されています。いずれも既発のRY-202FAやRY-152FAをベースにしたもののようで、RY-172FAは18/21MHz、RY-122FAは24/28/29MHz、RY-102FAは28/29MHz対応とのことです(使用はいずれか1バンドのみでQSY時は調整必要)。

ちょっとしたPediにも使えるかも知れませんね(耐入力がSSB/CWで300Wですからリニアを使うような海外Pediでは使いにくいかも知れませんが)。収納時は最大でも1.6m以内に収まるそうで、飛行機での空輸にも向きそうです。

ただ一番軽いRY-102FAでも3.0kgですか・・・私にはこれ1本で限界かもです。ということで自作ダイポールで細々とQRVしながら国内でMoxonアンテナを出してくれるメーカーを待つ今日この頃ですHi

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