JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

大阪府泉北郡忠岡町(JCG 25003)移動運用結果報告

2009-01-11 | インポート

1/11に大阪府泉北郡忠岡町(JCG 25003)新浜緑地公園に移動運用に行ってきましたのでご報告します。






この連休は寒波が来て寒くなりました。本来ならお休みなのですが、ここを逃すと京都コンテストまで移動運用ができそうにないので移動することにしました。


 


寒いのと風が強いので山は無理と判断し、場所は忠岡の新浜緑地公園にしました。ここは海岸にあり、昨年HF中心でQRVしたものの、雨のため短時間で撤収したところです。


 


 


泉北郡は忠岡町1町のみで人口はわずか1.8万人。しかもその忠岡町は平坦で移動運用のできる場所がほとんどない難関として知られます。




上の画像は南海忠岡駅付近にある案内図です。東西に極端に細長く、南北方向は1km前後しかないようです。南海の急行電車や阪神高速の自動車なんかですと町を縦断するのに1分かからないのではないかと思います。

 



もう一つ忠岡でのQRVを難しくしているのがこの高圧送電線の存在。狭い町域のほぼ中央を東西に横断する形で存在し、この付近ではQRVできません。ということで探し当てたのが海沿いの新浜緑地公園。ここは野球場があり、少年野球のメッカだそうです。邪魔な送電線はここにはありません。



この野球場のさらに奥に移動できるスポットがあります。前回もここでQRVしました。

 

 

今日は風が強いので50MHzは2エレにしました。もう一つは7MHz。先日RadixのRD-S106(+7MHz用ベースコイル)を買いましたので試しに使ってみることにしました(このアンテナについては後日ご紹介します)。

 

9時30分からのスタートに合わせて到着したのですが、家を出たときより風が強くなっています。



この後さらに風が強くなってゆき白波がたつようになります。大阪湾内に見えるのは大型船だけで、釣り船とかは見あたりません。

 

最初は4.5mの伸縮ポールの一番上にRD-S106を、少し下に50MHzの2エレを取り付ける予定でしたが、これは無理と判断。あまりに風が強いので50MHzの2エレも断念。RD-S106だけにしました。

 

 

50MHzにQRV。RD-S106はコイルとトップエレメントを外すと50MHzのフルサイズダイポールとして使えます。ゲインが下がるものの使えないことはないかな、ということで予定より遅れましたがスタートです。風が強いので風上側にステーを張っています。これで風下にアンテナが倒れるのを防げます。



JO3FRH局のCQが聞こえましたのでコール。ところがアンテナがトラブルを起こしているらしく、途中で急に聞こえなくなるとのこと(アンテナ側のコネクタがうまく締まっていなかったようです)。ご迷惑をおかけしました。

 

開けているとはいえ標高がなくアンテナのゲインも不十分なので飛びは全然です。移動局も少なく、移動されている各局も「少ない」と言われています。風が強いので仕方ないとはいえ、ゲインのあるアンテナが使えないのが辛いところです。

 

風も強くなり寒いです。ご近所のJF8EAY局から「アイボールでも」と頂いたのですが、あまりにも寒いので撤収した方がよさそうと判断し大変申し訳ありませんがご辞退申し上げました。申し訳ありません。

 

 

撤収前に全然7MHzをやらないのも惜しいので、少しだけ7MHzにQRVしました。



日曜日ですから空き周波数に苦労しますが、CQを出すと呼ばれました。7~0エリアが開いているみたいです。QRMが激しくなりQSYするとなかなか空き周波数が見つからなくなりました。ということでここで断念し終了。

 

 

RD-S106は7MHzで使う上ではZA-721と較べるとやや落ちるかな、とは思いますが、アンテナの設営に展望台などが不要で制約が減りますしHA750BLよりは飛んでくれています。元々常置場所で使う目的で買ったもので、5Wではなく50Wだとさらに使えそうな感じですね。

 

本日は7MHzで9局、50MHzで7局の計16局とQSOできました。ありがとうございました。


コメント (6)
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