9/17に兵庫県三田市(JCC 2720)羽束山に移動運用をしてきましたのでご報告します。
本日はJARL関西地方本部主催の第37回XPO記念コンテストが開催されています。コンテストですので飛びのいい移動地に行こうということで三田の羽束山に登ることにしました。前回7/1に登ったときはいいペースで呼ばれたものの途中で雨が降り出してやむなく撤収となりました。
お天気は曇りですが何とか持ちそうな感じです。朝一番のバスは三田駅を8時に出ますのでこれに乗ることにしました。この東部行きは午前が阪急田園バス、午後が神姫バスが運行する共同運行路線です。朝ですので阪急田園バスが担当です。 昔の西谷バス時代は前のマークが「N」でしたが、今は阪急バスと同じ「H」マークになっているようです。
乗客はわずか3人。休日朝の郊外行きなのでこんなものなんでしょうね。ダイヤより早着気味なので途中で何度も時間調整の停車をして登山口最寄りの香下バス停に到着しました。
バスを降りて登山口のある香下寺に向かっていると…定期入れがない!! ICOCAの定期やクレジットカードが入っている定期入れが見あたりません。慌てて香下のバス停に戻ってもありません。
どうしよう 大失敗ぷっこきました!!
バスに忘れた可能性があるので携帯で阪急田園バスに電話して事情を話すと、私の乗った東部行きのバスは間もなく田園バスの本社を経由するとのことで、そこで調べてみるとのことでした。待っていると「ありました」とのこと。ほっとしました。折り返しの三田行きのバスで香下バス停まで持ってきてくれるとのことです。次の三田行きが来るのは約1時間後。仕方ないですがバス停で待つことにしました。
このコンテストには「500mルール(移動地の変更は市郡に変更がなくかつ500m以内)」があるため、山頂から直線で1km近く離れているバス停付近からはQRVできません。じっと我慢です。
待つこと1時間。9時40分過ぎにバスが来ました。定期入れを引き取ってお礼を言ってから山頂を目指します。約80分の時間ロスです。蒸し暑い中10時20分過ぎにようやく山頂に到着です。
ようやくたどり着いた山頂ですが風が強く吹いています。時折15mを越えるような強い風で木の幹が揺れることもあります。危険なので6mのアンテナは上げることができず、2mのアンテナだけにしました。モービルホイップなのでこの程度の風でアンテナが壊れることはないのですが、それでもかなり揺れて危ないのでステーを取っています。
ということでスタート。祝日なのでFMのバンド逸脱局が出ており、皆さんこれを避けながらのQRVのようです。空いているところでCQを出すと、広島県尾道市移動など各局にコールを頂きました。やっぱり羽束山は飛びますね。常置場所の近所の方から「リニア付けてないの?それくらい強いよ」と言われました(電池でやってるのでリニアは無理ですHi)。その後も滋賀県方面などからもコールがあり、風でアンテナが揺れてはいるものの飛んでくれているみたいです。
最初は快調なペースでしたが、午後に入ると何局か立て続けに呼ばれる時間帯と呼ばれない時間帯がはっきり分かれるようになってきました。合間に28MHzをワッチしましたが、こちらもオープンしておらずQSOできたのは1局だけでした。2mで他の局に聞いても「QRVしている局が少ない」とのこと。もう少しQRVする局が増えてくれればいいんですけど。しかも日差しが強くなりじりじり日焼けします。もう秋のお彼岸前なのに暑いです。
風は強くなることがあっても弱くはならず、50MHzはQRVできないまま14時になりました。恒例の「閉店間際の430MHz」ということで2mのアンテナを降ろして430MHzのホイップを取り付けてCQを出してみました。相変わらずSSBは何も聞こえずですが、FMは次々とQSOできました。予定の14時30分になりましたので撤収としました。
午後なので神姫バスに乗って三田駅まで。ここから電車で帰りました。…が、途中の西宮名塩から電車はノロノロ運転となり、ついに生瀬の手前で止まってしまいました。前の電車で異常な音が聞こえたとのことで結局20分遅れで駅に到着。どうも今日は全然ついていなかったようです。
とはいえ本日は28MHzで1局、144MHzで35局、430MHzで12局の計48局とQSOできました。XPO記念コンテストは144MHzにエントリーしてみることにします。QSO頂きました各局、ありがとうございました。