JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

兵庫県高砂市(JCC 2717)移動運用報告

2007-03-04 | インポート

3/4に兵庫県高砂市(JCC 2717)日笠山山頂に移動運用に行ってきましたのでご報告します。


 






日笠山は高砂市でも一番海寄りの山で、わずか60mほどの標高です。ちなみに一部は姫路市にもかかっているようです。かつて電波新聞社から発刊された移動運用の本にも運用地として掲載されているとか。こんな低い山で飛ぶのかな?と思いつつも出かけてみました。


 


日笠山の最寄り駅は山陽電車の山陽曽根駅です。JRの曽根駅からも歩いてゆけない距離ではないみたいです。国道250号の曽根交差点から橋を渡って登山道を10分ほどでたどり着くことができます。車道も整備されており、車でも行けます。頂上は簡単な遊具や展望台、トイレもあります。


 


 


9時半過ぎに到着し、さっそく設営。今回はこんな装備です。


Rig: FT-817ND バッテリーは単1型ニッケル水素9000mAHを11本で使用


ANT: 2エレHB9CV(50MHz) SG7900(144/430MHz) アンテン製4.5mHポール
今回は144/430のアンテナを第一電波のSG7900にパワーアップしています。


 


50MHzからスタート。早速5エリアの名東郡(徳島)が強烈に入感。幸先いいなぁ、とこちらもCQを出しましたが、どうも応答が少ないです。数回CQを出して呼ばれるか呼ばれないかの状態です。


 


やや行き詰まって144MHzにQSY。こちらも笠岡市(約120km)のグループと59でQSOでき、SG7900の飛びを実感しましたが、その後CQを出してもさっぱり応答なしです。CQを出し続けている笠岡の局も空振り続きのようでした。430MHzも同様で、名東郡のグループとQSOしましたが、「ログが1ページ(20局)埋まらない」とのこと。「ローカルのコンテスト以外特に何もないからなぁ」と言われてましたが、最近はやはりアマチュア局が少ないのでしょうね。


 


仕方ないのでお弁当を食っていい陽気のもとシートに寝転がって50~430を巡回。50はぼちぼちできるのですが、他はさっぱりです。144なんかもコンテストがないとQRVしないのでしょうか?


 


ということで、のーんびりQRVしていましたが風が出てきましたので予定より少し早めの13:30に撤収しました。ちなみに大阪方面はこんな展望です。この先が淡路島のはずですが春霞で見えませんね。


 






姫路方面はこんな感じ。山陽電車が見えてますね。


 




 

この日笠山、この地図のようなロケーションです。3エリアの移動でバロメーターとなるFM802の受信状況はメリット5で悪くないみたいです。明石海峡を抜けて飛んでくれればいいかな、と思っていたのですが、実際には六甲山系の北側を回りこんで京都府南部の局とよくつながりました(このルートではQSBが出るようです)。六甲山系に阻まれる大阪市北部などは全然入感しないようです。ちなみに香川県方面は海上に何もなく、東かがわ市の移動局は極めて強烈に入感しました。手軽な移動地ですが、今のアマチュア局の数ではそれほど成果の上がる移動地ではないのかも知れません。

 

50MHzで11局、144MHzが1局、430MHzも1局の合計13局でした。どうもありがとうございました。



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