Good News Report

Good News Station の活動模様をお伝えしています。

ありそうでなかった伝道のための一冊『聖書的「終活」のススメ』

2024年06月24日 | Good News
一般書店でも、聖書の入門書や三浦綾子の作品などは見かけるが、これほどストレートかつシンプルに聖書のメッセージを伝える一般書は数少ない。

本書の主題は明快だ。「自分が死んだらおそらく天国に行けるだろう」「そんなことを考えても仕方がない」。多くの日本人はそのようなことを考えているが、それは間違っていること。そして、聖書だけがそれらに対する明確な答えを提示していること。この2つだ。

著者は、本紙で連載コラム「聖書的終活のススメ」を執筆した田中啓介牧師。「相手に宗教の勧誘という印象を持たれることなく伝道できる本」をコンセプトに、サイズも漫画本などによく見られる四六判に合わせ、100ページの薄さに仕上げた。

ナポレオンやドフトエフスキー、アインシュタインから、「寅さん」でおなじみの渥美清まで、日本人にもよく知られた人物が30人以上登場する。聖書を前提とした演繹(えんえき)法によってではなく、日本人にもなじみのある人物や出来事を客観的に提示しながら、帰納法によって聖書の真実性を浮き彫りにしていくため、一般の読者にも分かりやすい。

伝道したい相手にうまく福音を伝えることができない、福音を伝える機会がなかなか見つからないという人にぜひお薦めしたい一冊だ。

『聖書的「終活」のススメ―君たちはどう生きているか』(風詠社)は、一般書店で取り扱っているほか、アマゾンや楽天などで購入できる。価格は税込1100円。(6/19/2024 Christian Today)
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7つの教会【6/23/2024 礼拝】 | トップ | 7つの教会 Ⅱ【6/30/2024 礼拝】 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしい本! (Tomoko)
2024-06-24 06:36:31
あまりに素晴らしい内容なので2回目読んでます。さらりと御言葉に持っていくのはさすがの田中牧師。
読みながら、この人とあの人にあげようと考えてます。

私の母は新興宗教に入っていましたが、自分の宝石💎箱を養護施設に持って来ていました。死んでも持って行けるとでも思ったのでしょうか?日本人はこんな感じです。あとはお決まりの「私、死なないもん」です..。

この本の最後のくだりは涙が溢れてきます。神様がイエス様を地上に送ったのは私たちの喜びとするためです。amen、hallelujah
返信する
希望的終活 (吉野)
2024-06-24 06:39:18
この本は、若い方にも又、文字通り終活中の私のような高齢者にも、どなたが読んでも興味深い内容の本です。 

始めに「あなたが存在する理由はなんですか?」と問うております。老いも若きももしかすると、この問題はまだ解き明かせないでいるのではないでしょうか。あなたは偶然によってそこにおるのか、それとも何かの目的によってそこにおられるのか。

次に誰も避けることのできない死について「死後の世界はあるのか、あったとしてその世界は生きている人間がどうこうすることができるのか?」と問われます。

「人間には一度死ぬことと死後に裁きを受けることが定まっている、、、」と言う御言葉があります。怖い御言葉です。私たちはこのまま行ったら全員裁きにあうでしょう。でも、それが、希望、未来へとつながる生き方がある、とこの本は言います。私はそういう終活をしたいと思いました。
返信する
伝道の入り口 (Mimita)
2024-06-30 12:32:44
この本を読んで、伝道の入り口となる「ポイント」を掴むことができました。
このポイント「人生における普遍的な疑問」と
「より豊かで失うことのない喜びに満たされる人生」について、考えてもらうきっかけを提示することが
大切だと教えていただきました。
私なりに私の経験も含めて、イエス様の愛を周りの人に伝えられるようにこの本を紹介していきます。
返信する

コメントを投稿

Good News」カテゴリの最新記事