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第二の獣は、獣の像に息を吹き込む事を許されて、獣の像がものを言うことさえ出来る様にし、獣の像を拝もうとしない者があれば、皆殺しにさせた。(13:15)
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この獣による恐るべき世界統一国家の到来を、自分達は経験する事はないだろうと考えている(艱難前携挙説)クリスチャンが、ほとんどである反面、この終末時代は既に始まっていると考えているクリスチャンもいる。それは、マタイ24章36-44節の終末時代に対する警告を見ると、再臨の日まで人々は普通に生活しているからである。
14節「像を造るように命じた」
15節「像を拝まない者を殺した」
16節「刻印を押させた」
17節「刻印がなければ、生活できなくなった」
この一連の流れが「全地が獣に従った」具体的な経由である。この「像・イコン(アイコンの語源)」は、
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滅びる事のない神の栄光を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像(イコン)と取り替えたのです。(ローマ1:23) の像のことで、黙示録では単数形で記されている。
つまり、15節の「拝ませた」は、巨大な反キリスト像を建て、それを人々に拝ませると言う事ではなく、それは「ものを言う」ほどに活性化した世界統一国家による(金融)システムの事であると考えられる。
また、16節の「押させた」は、 ディドミー・ 提供する・与えると言う意味で、この刻印は、強制的・無意識的に人間に付けられるものではなく、個人の意志によって、自発的に与えられるものである。
それ像(システム)に従わなければ、国家は維持する事が出来なくなり、それに反抗する者、つまり「拝まない者」は殺される。事実、それは既に、現実のものとなっているのである。(メッセージより抜粋)