Good News Report

Good News Station の活動模様をお伝えしています。

ペテロ序章

2018年05月26日 | Good News
あなた方の抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい。それも、穏やかに、敬意をもって、正しい良心で、弁明するようにしなさい。(1-Peter 3:15-16)

聖書が明確に語っていない事は、人間にとっては重用ではないという事。例えば、死後の世界について誰かが語ったとしても、それが神からの啓示なのか、本人の幻想なのか、悪霊の嘘なのか?客観的に検証する事は不可能である。つまり、超自然な事柄に関しては、神の啓示である聖書から検証する以外に方法はないのである。

例えば「セカンドチャンス」という説を検証する上で大切な事は、「福音を聞いた事がない人が滅ぶのは不公平」とか、「あんな親切だった人が地獄なんて可愛そう」といった人間的な道徳観や感情を入り込ませては正しい聖書解釈は出来ない。問題は、その説が聖書の御言葉に合致しているか否か。ただそれだけである。

また、100%神の恵みである福音を、恵みを受けた側が、恵みを与えてくれた側に対して主張する権利はない。また、恵みに預った者が「私は恵まれたのに、何故あの人は恵まれなかったのか?」と言う事も出来ない。救われた者としてはただ、与えられた恵みに感謝し、その感謝を伝道という行為に繋げる。それがクリスチャンとしての正しい姿勢である。神に恵みを主張したり、意義を唱えるという事自体、本末転倒なのである。(メッセージより抜粋)

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「ヤコブ」30分de一巻 Vol.59

2018年05月19日 | Good News
兄弟達、主が来られる時まで忍耐しなさい。農夫は秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、大地の尊い実りを待つのです。(5:17)

ルターが本書のことを「藁の書簡」と評した事は有名だが、それは本書が全108節中「60の行い」の義務を説いており、福音を伝えていると言うより、これは道徳ではないか?と解釈されていたからである。実際、カルタゴ会議で、これを聖典に入れるべきか否か、最後まで論議されたのが本書であった。しかし、これは新生と聖化を混合しているだけの話しである。

「良い行いによって、救いがもたらされる事はない(新生)。しかし、救いは良い行いをもたらすはずである(聖化)。」つまり、「聖化の実は行いによって証明される」これが本書の主題である。従って、ルターが提唱した「信仰のみ、救いのみ、聖書のみ」に逆行するものでは全くないのである。(メッセージより抜粋)

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「ヘブル」30分de一巻 Vol.58

2018年05月13日 | Good News
いったい誰に対して、神は40年間憤られたのか。罪を犯して、死骸を荒れ野にさらした者に対してではなかったか。(3:17)

初代教会時代の信徒達多くは、ユダヤ教からの改宗者だった。彼らは家族から絶縁され、地域の共同体からも追放され、社会的生存権を奪われた。そういった者同士が助け合い、真に交わる事が出来る家の教会は、こうした背景の中から、必然的に生まれたのである。しかし、こうした厳しい状況の中で、福音信仰を捨て、ユダヤ教にバックスライドした人達も大勢いた。

イエスの十字架から40年、イエスがメシアである事を民族全体として拒否してしまった事に対する裁きとして、もうすぐユダヤ戦争が訪れようとしている。既に回帰不能点を超えてしまい、イスラエルが国ごと消滅させられてしまうという、緊迫した状況の中で、エルサレムにいるユダヤ人クリスチャンに対して、主はもう一度、真の救いとは何か?と言う事を警鐘する必要があったのである。(メッセージより抜粋)

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