「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

日常生活の「面従腹背」

2024年09月07日 | 独り言

大詰めとなっているプロ野球「ペナントレース」の行方もパは「ソフトバンク」で決まり、そしてセの方は相変わらず混戦模様となっている。

で、巨人ファンの家人は今年はかなりご機嫌がいい(笑)。

仕事から帰ってくると夕食もそこそこに自室にこもって「テレビ」(55インチ)で熱心に巨人の試合を見入っている。CS放送の「巨人全試合中継」チャンネルと契約しているので見逃すことがない。

なぜ巨人が好きなのか、面と向かって問い詰めたことはないのだが、どうやら10年ほど前に亡くなった「実姉」が巨人ファンだったのでその影響のようだ。

で、前述したように今年の巨人は投手陣も打撃陣も去年より好調で成績も上位だが、これは監督が「原」から「阿部」に変わったせいもあると思う。原さんはちょっとマンネリ化してましたね。

2日ほど前に、隣の部屋から拍手が聞こえてきたので、何ごとかと見に行ったら「岡本がホームランを打った!」と大喜び。

家庭円満のためには自分も巨人ファンが一番いいのだろうが、チームカラーとしては「ヤクルト」が好きなのでなるべく内に秘めるように心がけている。

いわば、これが「面従腹背」というやつですかね(笑)。

「広辞苑」→「表面は服従するように見せかけて、内心では反抗すること」

そういえば、作家の村上春樹さんもヤクルト・ファンで、神宮球場での試合観戦中(外野席)にファールボールが飛んできて、ふとその瞬間に作家になろうと思い立ったことがエッセイに記されている。

巨人ではなくてヤクルト・ファンというのが、いかにも村上さんらしいという気がする。

また、先年亡くなられた安倍元首相もヤクルト・ファンで知られていた。

で、野球中継の話に移るが若いころは一心不乱に観ていたのだが、だんだんと「投手と打者の対決」が間延びしているかのように感じてきて退屈感を覚えるようになってきた。具体的にはボール宣告3つとストライク宣告2つのカウントまでがどうもまどろっこしい。

歳をとって気が短くなったせいかな~(笑)。

そこで登場するのが「プロ野球ハイライト」(CS放送:1時間)番組で、セ・パ全チームの選手の活躍ぶりがわかるし将来有望な選手の発掘もかねて毎日楽しみながら観ているが、近年はどうやら「投高打低」のようですね。

何かの本に「野球は失敗のスポーツ」という表現があったが、投攻守にわたってミスをした方が負けだし、それにどんな選手でも「3割バッター」なら一流の折り紙が付けられるが、実際の中身の方は「10回打ったら7回は失敗する」わけだからその通りなんだろう。

投手は「絶対に打たせないぞ」と、力を込めて投げる、その一方打者は「絶対に打ってやる」の一騎打ちだが、どちらが有利かは何しろ投手の味方がほかに8人も控えているのだから、はなっから投手の方だろう。

たとえば、投手大谷と打者大谷が対戦した場合、前者が勝つ割合が圧倒的に高い気がする。

先年の日経新聞に次のような記事があった。



「最新のテクノロジーの恩恵は打者より投手の方が受けやすい」とあり、これからも投手有利の状況が続いていくようなので、端的にチームを強くしようと思ったら、投手の方にお金を注ぎこむのが常道だろう。

かくして、日本の至宝「大谷選手」が昨年まで所属していたMLBの「エンゼルス」は打者ばかりにお金をかけていたので一向に強くならないはずだった。

「ひりひりする9月を過ごしたい」と、ドジャースに移籍した大谷選手は今年も素晴らしい成績を残している。

同年代で交歓するメールなどでも「大谷選手の活躍が楽しみでテレビにかじりついているが、ホームランを打つと一日中ハッピーになる」人たちが多い・・、ブログ主もその一人~(笑)。

そこで・・、(ドジャースが)プレーオフに進出するのは確実だがはたしてワールドシリ~ズはどうかな~。

短期決戦の場合は投手力が決め手なので、故障でシーズンの大半を棒に振った「山本由伸」投手の復活が鍵を握っていると、予見しておこう。



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