「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

生への執着

2024年09月02日 | 独り言

社会的にも生物学的にも「役立たず」となった人間がむやみやたらに延命にこだわるのは傍からみてけっして見よいものではないし、むしろ社会的に見て害になるときさえある。

たとえば、今回の3年間に亘る「コロナ騒動」で主な犠牲者となったのは健康に不安があった老人だが、政府にとっては「支給年金と医療費の縮小」で大いに助かったことは想像に難くない、もちろん口が裂けてもそんなことは言わないけどね・・(笑)。

とはいえ、当の老人となると話は別で「生への執着」はますます不滅の輝きを放っていることだろう。ブログ主も例外ではない・・、ますます長生きして「音楽&オーディオを とことん 楽しんでやるぞ~」と、秘かな炎を燃やしているところ(笑)。

そういえば昔こういう川柳がありましたよ。

長生きは したくないねと ジム通い

「建前と本音は違う」、というわけで図書館の新刊コーナーで「長生きに関連する本」があるとつい手が伸びてしまう。今回は3冊まとめて記録に残しておこう。


まず左側から。

✰ 「新しい免疫力の教科書」

そもそも「免疫とは何?」だが、本書によると「免疫とは外部から侵入してくるウィルスや菌といった異物から体を守る機能のこと」で、人間の身体にはまず3段階の防御システムが機能している。

「最初は皮膚でブロックし、次に粘膜でブロックし、最後に免疫細胞でブロックして、すべて突破されたときに発病する。」と、非常にわかりやすい。

免疫機能をアップするためにはいろんなアプローチがあるが、そのうちの一つに「体内時計を整える3つのルール」というのがあった。

1 睡眠時間は7時間  2 朝食は必ず食べる 3 夕食は就寝の3時間前までに

外野席から「そのくらいはとっくの昔にやってるよ~」とヤジが飛んできそうだが、「当たり前のことを当たり前のようにやる」難しさがあるのかもしれない。

たとえば「7時間の睡眠」だけとってみても、規則正しい生活、適度な運動と栄養の摂取などの裏付けが必要となる。

✰ 「開かれたパンドラの箱~老化・寿命研究の最前線~」

たしかに「最前線の研究」を謳うだけあって、極めて専門的な内容だった。そこで、ややこしいことは抜きにしてポイントだけ挙げておこう。

酵素にはいろんな種類があるがそのうちの一つに「NMN」(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)というのがあり、最近「抗老化物質」として世界中から大きな注目を集めている。

効果がある理由を紹介するとなるとメチャ長くなるので省略するが、「NMN」が含まれている野菜を列挙しておこう。(126頁)

「枝豆、ブロッコリ、キュウリ、キャベツ、アボガド、トマト、マッシュルーム」だが、この中でも「枝豆」は群を抜いているそう。

我が家では昼食の時に「トマトジュース」と「サツマイモ」を一緒に食べている程度だが、どうやら「長続き」できそうな気配が漂っている(笑)。



そして、最後がこれ。

✰ 「日本長寿食事典」

分厚くて膨大な内容だった。日本で長寿食といえばきりがないし捉えどころがないともいえるので、ただ一つだけピックアップしておこう。

それは「1日に水を2リットルくらい飲む」というもの。

「水は新陳代謝を助けて、老廃物や有毒物を体外に排泄する働きもしている。体重の半分以上は水だ。その水を常に入れ換えて新しくしておくことが健康を保つコツである。

水には溶かす働きがあり、体内に有害な物質があればそれをいち早く溶かして体の外に排出してくれる。できるだけ自然に近い水を飲んでサラサラ血液を目指すことが不老長寿の王道である」(131頁)。

というわけだが、はたしてどうなんだろう・・。あまり水を飲み過ぎても悪いという説もあるし、個人の体質に合った飲み方のほうが大切だと思っている。

たとえば、我が家では量よりも質にこだわっていて「水」よりも適当に冷ました「白湯」(さゆ)を呑むことにしている。胃に優しいことは間違いなし。



朝食後に、これら3本の水筒に「白湯」(水素還元水)を入れて、どこに行くにも小さめの1本を携帯することにしている。

就寝中のときは枕元に、そしてウォーキングのときでさえも常に手にぶらさげている始末だが、効果があるといいんだけどなあ・・(笑)。



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