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「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

ひかりTV♪ミュージック放送始まる

2013年04月25日 | 音楽談義

毎月、月末近くになると郵送されてくるのが「ひかりTVガイド」。翌月の1日ごとの番組表が載っている。

数年前からNTTのひかり回線を利用したテレビ放送を利用しているが、洋画専門チャンネルが3つ、日本映画が2つ、ほかにも時代劇専門チャンネルなど全部で36チャンネル。これだけあると全然見ないチャンネルの方が圧倒的に多いがときどき懐かしい映画に出会うことがあるので契約中止は毛頭考えていない。

そして、昨日届いた「ひかりTVガイド」に添付されていたのが次の資料。

           

この「ひかりTV」で音楽専門放送が開始されるというからビッグニュース。しかも月額たった980円で100万曲以上が聴き放題というからこれはたまらない!

4年半ほど前のブログで「音楽がタダになる日」というタイトルで記事を書いたことがあるが、とうとう現実のものになったかと実に感慨深いものがある。

すぐにテレビ画面で簡単な手続きを済ませてから利用開始。昨日(24日)は夕食をはさんで何と5時間ほどかかりっきりになってしまった。何せ利用方法の解説がないので、画面を観ながら試行錯誤の連続。

はじめはクラシック部門のランキングを覗いてみた。

           

大好きなエンヤの「カリビアン・ブルー」が1番!それはいいとしてエンヤははたしてクラシックかいな(笑)?

かなり怪しげなランキングとお見受けしたが、
とにかく、あれこれやってみたところ、好きなアーチスト、曲目にたどり着くには検索を利用するのがベストだった。今のところクラシックは手持ちのCDで十分なので、まずは歌謡曲にアタック。

リモコン・ボタンを駆使して「美空ひばり」ちゃんを呼び出したところ膨大な曲目が提示された。そこでその中から試聴しながら「プレイリスト」を作成した。この機能は非常にありがたい。好きな曲目を登録しておくと、あとから簡単に呼び出せていつでも好きなときに聴ける。したがって、録音なんてもちろん不要。

「裏町酒場」「大川ながし」「港町13番地」「リンゴ追分」など20曲近くを登録。

うれしかったのは「襟裳岬」「長崎は今日も雨だった」「恍惚のブルース」をひばりちゃんの声で聴けたこと。

現役時代に、お付き合いする上で仕方なく(これも給料の内だと割り切って!)、下手くそなりにやむなく披露したカラオケの十八番は「襟裳岬」「北国の春」「夢の途中」そして「長崎は今日も雨だった」。(古い曲ばかり!)

しかし、惜しいことにひばりちゃんと並んで双璧的な存在の「ちあき なおみ」ちゃんは未登録で検索の対象外だった。専属レーベルと話がつかないのだろうがいずれ加えてもらいたいものだ。

さて、ひととおりプレイリストの作成が終わると次に音質確認のテスト。

いつもテレビ番組はテレビチューナー専用の簡単なシステムを利用しているが、周波数レンジの広い音楽を聴くとなると話はまったく別。

テレビチューナーから光ケーブルでDAコンバーター(ワディア27ixVer.3.0)にデジタル接続しているので、手元の専用リモコンで「インプット」を「光」に選択し、JBLの3ウェイシステムで聴いてみた。

想像以上にいい音が出た!たかだか1万円前後の「ひかりTVチューナー」から出る音とは想像もできないほどである。

ただし、欲を言えばもっと最低音域あたりが伸びて欲しい気がした。これはCS放送のクラシック専門チャンネル「クラシカジャパン」にも言えることだが、どうしても回線を利用した音楽番組は低音域の情報量にやや不満が残る。

とはいっても、これはCDの音質と比べたときの話で、CDトランスポート(ワディア270)の値段と比べると、月とスッポンなので、コスト面からするとこれで十分というかそれ以上である。これ以上、欲を言うとバチが当たる!

16日間の無料体験が済んでも引き続き契約を続けるつもりだが、「ひかりTV」と「クラシカジャパン」の月額料金は現在カミさんの口座から引き落とされている。この額に追加となるとちょっと物議をかもしそうだ。

「どっちか、一つにしなさい」という天の声が今にも落ちてきそう(笑)。


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