柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

狂おしき日々2

2016年04月05日 | フォトギャラリー
 今朝ほどから快晴、青空を背景に「桜の花」が一層華やかに輝いていました。
今日は、我が家から少し「新津川の下流」に向かいました。カフェ「ぽっぽ」を目指しました。

「桜の精」の魔力に引き止められて、シャッター、シャッターでした。
そして、ようやく「コーヒー」にたどり着くことができました。

 春いっぱいの様子を桜と他の春の花などとのコラボで表現してみました。いかがでしょうか。










 さてここからは、4月2日(土)のお話に変わります。「弥彦の割烹旅館」での一夜の後、まあ、研修とでもいうべき半日となりました。
越後平野の西側、日本海側には弥彦山と多宝山などが並んでいます。平野部での降水のはけ口がなく、多くの湿地や潟が
存在していたようです。先人の知恵です。多宝山を貫く隧道を掘削して日本海に分流したのです。、

 出発地点の弥彦駅、久々に見ました。懐かしかった。


 平野部の降水を集めて「多宝山」の下を貫き、海に放流する隧道の入口です。




 海側に回ってみました。海への放水路が、ここでした。


 隧道を流れた水が海に流れ込んでいました。

 それにしても、山の下をぶち抜いた隧道が、この地域では他にもあり、計3本あるそうです。
治水のための大工事が「大河津分水」のほかにも、このような形で存在したことを、この日初めて承知したのでした。
いやー、もう「びっくりぽん」でした。農産物など、しっかり味わっていただかなければと思いました。


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2 コメント

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私も・・・ (電球)
2016-04-06 06:23:43
私もこの隧道は初めて知りました。
私の実家の菩提寺は矢田に有りますが、本堂裏の墓地が台風で崩れたときに貝殻などの化石が出ました。
現在では平地に引っ越しましたが、この地の近くで地名の鱈田(西、東)と言うのは、田圃で鱈が取れた事に由来すると聞いた事があります。
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東京の地下 (Q太郎)
2016-04-06 09:58:37
電球さん、とても興味深いお話をありがとうございます。
今回は、びっくりな経験でしたが、考えてみると東京駅や上野駅などの地下を利用した開発は、弥彦山の隧道なんてもんじゃありませんよね。
人間はとんでもないことを結構しているのではないでしょうか。見附への行き帰りに「鱈田」はよく通りましたよ。
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