柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

奈良への旅(唐招提寺)

2010年11月27日 | フォトギャラリー
 私たちは「薬師寺」から「唐招提寺」に向けて歩きました。
やがて「南大門」到着です。

 著名なお寺ですから、みなさんもよくご存知と思いますが「拝観券」の裏面に紹介されている文言を、そのまま載せてみます。
「唐招提寺は天平宝字三年(759)、唐の高僧鑑真大和上によって創建されました。鑑真大和上は聖武天皇の願いに応じて来朝を決意されました。
井上靖の名作「天平の甍(いらか)」にもあるように、五度の失敗にも屈することなく来日してわが国に戒律を伝え、大和上の称号を賜りました。
その後、戒律を学ぶ道場として、当寺が創建されました。
以来、1250年、律宗総本山としてその法灯を今に伝えています。金堂は代表的な天平建築です。」

 南大門から金堂へ、鐘楼を見て講堂へと進みました。










 金堂の正面に並ぶ8本の列柱は、エンタシス列柱となっています。
遠くギリシャの建築技法が、日本にも伝えられたものなのでしょうか。
「会津八一」は「大寺のまろき柱の月かげを土に踏みつつものをこそ思え」と詠んでいます。


 境内は、モミジの紅葉が見事でした。私たちは門前の食堂で昼食としました。おばあちゃまの手作り「親子丼」はおいしかった。


 このあと、歩いて「西ノ京駅」まで戻り、電車で「筒井駅」まで行き、そこから「法隆寺」行きのバスに乗りました。

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