柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

お彼岸の中日

2013年03月20日 | 良寛さまのことなど
 歳を重ねると、人並みに「仏心」が沸いてくるとでもいうのでしょうか。
ご先祖さまに、ときどき思いを馳せるようなことが多くなったかな、そんな気がしています。
今日は「黄砂プラス」の飛散がひどくて視界も不良、それでも「お墓参り」に出かけてきました。

 墓石に水を掛けながら、日ごろの無沙汰を詫びながら、きれいに仕上げ、しっかりとお参りをしました。
それでも、手を合わせ「南無阿弥陀仏」を何回か繰り返すと、気持ちが落ち着くと言うか爽やかになります。

 私のところは、長岡市和島の「隆泉寺(浄土真宗本願寺派)」が菩提寺です。
なぜか、禅宗のお坊様であった「良寛さまのお墓」のあるお寺です。
そのためでしょう。私は幼いころから「良寛さま」をとても身近に感じながら育ってきました。






 このクロッカスは、木村家の「良寛さま終焉の地」の石碑の前に咲いていました。


 「立春」が暦の上で「春のはじまり」とするなら、「春分」はまさにほんものの「春が来た」、そんな風に思える時季ですよね。
それにしても、今年は「山茶花や侘び助」の花が、今まで見たことも無いほど見事に咲き競っています。
また、いずこでも「桜の花の開花」が、かなり例年より早いと言うような予報が出ています。

 まあ、素敵なことなのでしょうが、今年が異常気象になる前兆だとするなら不気味なこととなりますよね。
ちょっと、心配しています。