(苫小牧民報 2011年 10/22)
白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信代表理事)の新三役が21日記者会見し、山積する課題解決への決意を述べた。
同日午前に開かれた理事会で、健康不安を理由に退任する野村茂樹専務理事(71)の後任に牧野正典常務理事(69)が、常務理事には上坊寺博之常勤理事(60)が就くことを決め、午後から開かれた評議員会で承認された。
同館は東日本大震災の影響から、今年度上半期(4~10月)の総入館者が前年同期比32.6%減と苦戦。現在、町から受けている年間2500万円の補助金の積み増しを求める考えについて、牧野氏は「困ったからすぐ助けてもらうのではなく、国や道からの受託事業収入や退職者の不補充など、基本的には自助努力でやっていく」と答えた。
上坊寺氏は町議会事務局長などを歴任し、9月末に役場を定年退職。財政や観光での行政経験を生かし、経営改革や関係機関との連携で手腕が期待される。同氏は「代表理事、専務理事を補佐しながら、(課題解決を)進めていきたい」と抱負を語った。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11102202.html
白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信代表理事)の新三役が21日記者会見し、山積する課題解決への決意を述べた。
同日午前に開かれた理事会で、健康不安を理由に退任する野村茂樹専務理事(71)の後任に牧野正典常務理事(69)が、常務理事には上坊寺博之常勤理事(60)が就くことを決め、午後から開かれた評議員会で承認された。
同館は東日本大震災の影響から、今年度上半期(4~10月)の総入館者が前年同期比32.6%減と苦戦。現在、町から受けている年間2500万円の補助金の積み増しを求める考えについて、牧野氏は「困ったからすぐ助けてもらうのではなく、国や道からの受託事業収入や退職者の不補充など、基本的には自助努力でやっていく」と答えた。
上坊寺氏は町議会事務局長などを歴任し、9月末に役場を定年退職。財政や観光での行政経験を生かし、経営改革や関係機関との連携で手腕が期待される。同氏は「代表理事、専務理事を補佐しながら、(課題解決を)進めていきたい」と抱負を語った。
http://www.tomamin.co.jp/2011s/s11102202.html