(北海道新聞 10/30 07:10)
公費助成を受けた北海道アイヌ協会の文化伝承事業をめぐり不適切な会計処理が指摘されている問題で、同協会札幌支部(阿部一司支部長)は29日、道から返還を求められている約38万円のうち、「約20万円については適切な支出だった」とし、返還を拒否する考えを明らかにした。
道によると、同支部が2007年度から09年度までに行った「子供の集い」などの文化交流事業で、講師らに交通費や謝礼金が支払われていない事例が見つかったという。この事業にはアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)を通して、道費と国費が支出されていた。
この日、道庁で記者会見した同支部の多原良子事務局次長は「約20万円については領収書が不要なもの以外の領収書はあり、適切に使用されている」と主張。残る約18万円については謝礼金として報告しながら「バス代や飲食代に充てていた」として、同日、同機構に返還した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/257740.html
公費助成を受けた北海道アイヌ協会の文化伝承事業をめぐり不適切な会計処理が指摘されている問題で、同協会札幌支部(阿部一司支部長)は29日、道から返還を求められている約38万円のうち、「約20万円については適切な支出だった」とし、返還を拒否する考えを明らかにした。
道によると、同支部が2007年度から09年度までに行った「子供の集い」などの文化交流事業で、講師らに交通費や謝礼金が支払われていない事例が見つかったという。この事業にはアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)を通して、道費と国費が支出されていた。
この日、道庁で記者会見した同支部の多原良子事務局次長は「約20万円については領収書が不要なもの以外の領収書はあり、適切に使用されている」と主張。残る約18万円については謝礼金として報告しながら「バス代や飲食代に充てていた」として、同日、同機構に返還した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/257740.html