石井純太 有料記事
北海道新聞2024年6月24日 18:30
【平取】町二風谷で、音楽祭「ウレクレク~風の谷の響~」が行われ、約250人がアイヌ文化の歌や踊りなどを楽しんだ。
音楽を通じて町内外の人たちが交流を深める狙いで2011年に始まり、新型コロナ禍での中止を挟み、今年で11回目。15日、二風谷ダム付近の特設野外ステージで開かれた音楽祭には二風谷アイヌ語教室子どもの部など6団体が参加した。
同教室の子どもたちはアイヌ語で「さんぽ」などの歌を披露したり、アイヌ語でなぞなぞを出題。来場者を巻き込んで楽しんだ。苫小牧のダンス教室が母体の「BAZZE(バッズ)平取」やウポポイ(民族共生象徴空間)の若手伝承者の川上さやかさん、2人組ボーカルユニット「ankes(アンケシ)」、平取アイヌ文化保存会、アイヌアートプロジェクト(札幌)が演目を披露した。
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※「ウレクレク」の1つ目の「ク」、「アンケシ」の「シ」はそれぞれ小さい字。