NHK 07月17日 21時06分
胆振の白老町にあるアイヌ文化の発信拠点、ウポポイで、開業から1年を記念する式典が開かれました。
ウポポイは今月12日に開業から1年を迎え、17日、加藤官房長官や鈴木知事も出席して記念の式典が開かれました。
この中で、施設を運営するアイヌ民族文化財団の常本照樹理事長は、この1年を振り返り、「コロナ禍の制約がある中で、多くの方に多様で豊かなアイヌ文化に触れてもらい、アイヌ民族や文化に対する理解促進に一定の成果が認められる」と述べました。
また、北海道アイヌ協会の大川勝理事長は、今後の課題について「明治期の近代化の過程における同化政策などについて、わかりやすく国民に伝えるため、より深く北海道の歴史を明らかにすることが重要だ」と述べました。
会場では、鳥の動きをまねた舞など、国の重要無形民俗文化財に指定されている「アイヌ古式舞踊」が浦河町などの団体によって披露されました。
ウポポイには開業からの1年間で25万人以上が訪れたということで、今後はアイヌの歴史や文化への理解を深めてもらうため、学校教育との連携に力を入れることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210717/7000036638.html
胆振の白老町にあるアイヌ文化の発信拠点、ウポポイで、開業から1年を記念する式典が開かれました。
ウポポイは今月12日に開業から1年を迎え、17日、加藤官房長官や鈴木知事も出席して記念の式典が開かれました。
この中で、施設を運営するアイヌ民族文化財団の常本照樹理事長は、この1年を振り返り、「コロナ禍の制約がある中で、多くの方に多様で豊かなアイヌ文化に触れてもらい、アイヌ民族や文化に対する理解促進に一定の成果が認められる」と述べました。
また、北海道アイヌ協会の大川勝理事長は、今後の課題について「明治期の近代化の過程における同化政策などについて、わかりやすく国民に伝えるため、より深く北海道の歴史を明らかにすることが重要だ」と述べました。
会場では、鳥の動きをまねた舞など、国の重要無形民俗文化財に指定されている「アイヌ古式舞踊」が浦河町などの団体によって披露されました。
ウポポイには開業からの1年間で25万人以上が訪れたということで、今後はアイヌの歴史や文化への理解を深めてもらうため、学校教育との連携に力を入れることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210717/7000036638.html