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道調査で急減 実人数と相違、誤解懸念 協力者減少が要因 /北海道

2018-11-30 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2018年11月29日 地方版
 北海道の調査で把握できたアイヌ民族の人数が、2006年の約2万4000人から昨年は約1万3000人となり、10年余りで4割以上減った。アイヌを名乗り調査に協力する人が減ったことが主な理由で、実際の人数とは合致しないが、専門家らは「アイヌが減ったと誤解され、支援も先細りになる恐れがある」と懸念する。
 道は「アイヌ生活実態調査」を1972年から数年ごとに実施。同化政策と差別にさらされたアイヌの生活を改善するため、所得や進学率、必要とする施策などを調べている。「アイヌの血を受け継いでいるとみられるか、結婚などでアイヌと同一の生計を営んでいる人」を対象とし、条件に当てはまっても自分をアイヌとするかどうかは本人の判断に委ねられる。
 主に道アイヌ協会の会員を対象に調査を行い、アイヌと自任する人の数を市町村ごとにまとめている。06年…
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https://mainichi.jp/articles/20181129/ddl/k01/040/402000c
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